いま、ダンボールハウスが注目されています。
ダンボールハウスとは、その名の通り、ダンボールで作った家のこと。木材などを使わないので、ネジや釘を使いません。そのため、ゴミに出すときにいちいち分解せず、畳んで資源ゴミに出せるという利点があるんです。
この『すぐにゴミに出せる』利点を最大限に使えるのはペットのおうちです。ペットのおうちはペットの匂いが付きやすいですし、汚れたら取り替えたいもの。中でもウサギは飼い始めた人は必ず「こんなにケージが汚れるの!?」とびっくりするものです。ダンボールで作ったおうちなら簡単におうちを交換することが可能なので、ダンボールハウスが汚れたらそのまま捨てられます。
今回は、ダンボールで作るウサギのおうちをご紹介します。
ウサギの家はどのくらいの頻度で取り替えてあげると良い?
基本のウサギ用ダンボールハウスの作り方
アスレチックのようなダンボールハウスを作ってあげるのも◎
子供が「私も欲しい!」と言ってきたら
子供&ウサギの安全も守れるダンボールハウス
〇ウサギの家はどのくらいの頻度で取り替えてあげると良い?
ケージの掃除というのはとても面倒なものです。しかし、掃除をせずにいると、ウサギのおうちはどんどん不衛生になり、ウサギの健康にもかかわります。
理想は1カ月に1度ケージを分解して徹底的に掃除をすることだと言われています。フンや抜け毛が散らばっているので、一ヵ月も経つとケージはかなり汚れてしまうのです。
この苦労をダンボールハウスなら、「畳んで捨てる」だけで終わります。またダンボールハウスを作らなければならないという労力はありますが、一度ダンボールハウスの作り方さえマスターしてしまえば、10分~20分程度で作れますし、なんといっても衛生的です。
〇基本のウサギ用ダンボールハウスの作り方
基本のウサギ用ダンボールハウスを作るための材料は以下のとおりです。
【材料】
・ダンボール
ダンボールはできれば厚みのあるものを用意しましょう。ダンボールには実はいろいろな厚みのものがあります。皆さんがスーパーで見かける一般的なダンボールはAフルートというもので、厚さ5㎜になっています。このほか、BフルートやCフルートなど、Aフルートよりも厚さが薄いものもあるのです。
ダンボールハウスを作る場合は、強度が必要なので、必ずAフルート(厚さ5㎜)以上のものを使いましょう。通販サイトで材質のところに『AF』(Aフルートの意味)がつけられているか確認しましょう。
もっとも良いのは。『WF』(Wフルートの意味)というものです。
こちらは、AフルートとBフルート(Aフルートよりちょっと薄めのダンボール)を2つ貼り合わせたもののこと。丈夫で分厚く、重さもあります。AフルートとBフルートを合わせて厚さも8㎜もあるので、工作にぴったりです。毎月取り替えるものなので、わざわざWフルートを買うほどでもありませんが、ダンボールを見つける際はちょっと厚みに気を付けてみてください。
・ガムテープ
ダンボールをとめるのに役立ちます。「ウサギ用のダンボールハウスは見た目のきれいさよりも実用面だ!」という方は、ガムテープを使って豪快に留めてしまいましょう。
・カッターナイフ(下書き用に鉛筆を用意しておくと◎)
ダンボールは厚手なので、ハサミだとうまく切れません。そんなときに役立つのがカッターナイフです。鉛筆で下書きをしたあと、カッターナイフでなぞれば、きれいに切ることができます。
【作り方】
- まずはダンボール箱の上の部分を三角形の屋根の形になるように切ります。四辺を三角切り、ガムテープで貼り合わせます。
- ドアの部分をくりぬきます。子供用のダンボールハウスと違い、ウサギ用は出入り重視なので、1辺を切らずに残しておいて開閉できるようにする必要はありません。
- 完成! あっという間に完成です。慣れてくれば10分足らずでできるようになります。
〇アスレチックのようなダンボールハウスを作ってあげるのも◎
<iframe width=”560″ height=”315″ src=”https://www.youtube.com/embed/3LMrg6u5AKU” frameborder=”0″ allow=”accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture” allowfullscreen></iframe>
『うさ男のドタバタ飼育日記』(https://usagi-siiku.com/asobi/danbouru.html)のブログ主さんは、隠れ家的な別宅を作ってあげたのだそう。
なんと、滑り台付きのおうちです。
材料は以下のとおり。
・ダンボール(スーパーで貰ったもの)
・カッター(100円ショップ)
・ガムテープ(100円ショップ)
・2ℓのペットボトル(リサイクル)
なんと、材料費は総額200円。
左はダンボール箱をそのまま使い、右側のダンボール箱はダンボール箱を2個重ねます。左側と右側のダンボール箱の間を2ℓのペットボトルで貫通させ、トンネル風に。
そして、右側のダンボール箱から滑り台になるようにダンボールを貼り付けて完成です。
作成時間は30分にも満たなかったそうで、ブログ主さん曰く『ペットボトルはカッターで簡単に切る事が出来たので、苦戦するとかは全くなかった』とのこと。
ウサギちゃんも興味津々で、すぐにダンボールハウスを気に入ってくれたそうです。
とくに、ペットボトルのトンネルを気に入ってくれたそうで、すいすい通ってくれたのだそう。
ペットボトルがシースルーなので、トンネルを通るウサギを見たら、思わず笑顔になっちゃいますね。
ただ、1点不安なことも……。
それは、ウサギがダンボールを齧ってしまうこと。ウサギはとても気に入ってくれたそうですが、はじめてつくったダンボールハウスは床の部分に齧りやすい部分があり、そこからどんどん齧っていってしまったそうなのです。なので、パート2はなるべくつなぎ目の部分がないように作ったとのこと。
齧りやすい部分がなくなったことにより、パート2のダンボールハウスはほとんど齧らなくなったとのこと。齧るだけならまだ良いですが、ウサギがダンボールを飲み込んでしまっては心配なので、ダンボールハウスを作るときは床はダンボールを貼り合わせるのではなく、1枚のダンボールを使うと良いでしょう。
〇子供が「私も欲しい!」と言ってきたら
ウサギ用のダンボールハウスをじーっと見ていた子供が「私にもつくって~」と言ってくる確率は99%!笑
そう、子供もウサギ同様、狭くて暗い、自分だけの秘密基地が大好きだからです。
手作りで作っても良いと思いますが、ウサギと違って子供は美的感覚に優れています。ガムテープをべたべたと貼っただけのダンボールハウスだと笑顔にはなってくれないかも……。
そこで、おすすめなのはプロが作ったダンボールハウスです。
大手通販サイト・楽天で『ダンボールハウス』と検索すればいろんな種類のダンボールハウスがでてきます。ただ、ダンボールで作られている『ダンボールハウス』はシンプルであるがゆえに、会社の個性が出やすいもの。どれも同じかな?と思って価格だけでダンボールハウスを選んでしまうと、「こんなはずじゃなかった」ということにもなりかねないのです。
せっかくダンボールハウスを購入するなら、子供には気に入ってもらいたいですよね。
子供がダンボールハウスを見たときに「遊びたい!!」と目を輝かせるようなダンボールハウスを選ぶためには、以下のことに注意するとよいでしょう。
★子供が喜ぶ外観(無地のダンボールではない)
★プレゼント用の包装をしっかり行ってくれる
★組み立てに時間がかからない
★窓を開けられる
★使われているダンボールが丈夫
・無地のダンボールハウスがおすすめできないワケ
プロが作ったダンボールハウスといっても、中にはダンボールの茶色がそのままだったり、白いダンボールの色そのままで、『お子さんが自由な発想で色を塗ったり、絵を描けます!』なんて書いているものもありますが、あまりおすすめできません。
たしかにダンボールハウスにお絵かきをしている時は楽しいと思いますが、大人のようにコンセプトを持って塗れるお子さんはなかなかいません……。好きなように色を塗ったあと、その落書きだらけのダンボールハウスが気に入らなくなってしまったというお子さんも。「もう色を塗れるところがない!新しいのを買って~!」なんて言われても困ってしまいますよね。また、落書きだらけのダンボールハウスは、部屋に置いておくのもインテリアに合わず、ガチャガチャした印象になってしまいます。
ダンボールハウスを選ぶときには、最初から着色してあるもの。できれば子供が見た瞬間に「可愛い!」「中に入りたい!」とわくわくするものが良いと思います。
・プレゼント用の場合は包装してもらえるのかチェック
ダンボールハウスのレビューを見ていると、こんなものがありました。
『ラッピング込みのギフト包装を申し込んだのに、届いてみたら包装紙が適当に巻いてあるだけだった。商品ページにはセロファンで巻かれている写真が載っていたのにそれもなく、リボンもしわくちゃのものがシールで貼ってあるだけだった。こんなの恥ずかしくてプレゼントできない!お金を払ってオプションをつけたのにひどい!』
このように『ラッピング包装します』と書いてあってもきちんとラッピングしてもらえないこともあるので、プレゼントをする際には注意が必要です。
我が子へのプレゼント用だったとしても、クリスマスや誕生日など、特別な日にプレゼントするものなら、キレイにラッピングしてあげたいですよね。きれいにラッピングされたダンボールハウスなら喜びも2倍です。「すごい!開けてもいい??」と目を輝かせる子供の顔を見るためにも、プレゼント用に可愛いラッピングをしてもらえる会社にお願いしましょう。
・組み立てに時間がかからないものが良いワケ
皆さん、木製のおままごとセットの組み立てにかかる平均時間をご存知ですか?なんと、2~3時間です!木製のおままごとセットは組み立て説明書を見ながら、「これはどのネジ?」とあれこれ探しながら作るのですごく時間がかかるのだとか。
きちんと作り終えることができたら良いですが、作っている最中に部品をなくしたり、ドアの取っ手を逆につけちゃったり……なんてことになったらがっかりですよね。
ダンボールハウスの場合、ネジなどは必要ありませんが、組み立てにかかる時間がけっこうあるものも多いようです。中には組み立てに30分以上かかるものも。
ダンボールハウスのレビューを見てみると『手先が器用な人でないとなかなか組み立てられません』という声もあります。一生懸命組み立てているうちに、ドアが壊れてしまった、という悲しいレビューもあったので、そんなことになったら切ないです……。
手先に自信がない方は、組み立てがしやすい――10分ほどで組み立てられるダンボールハウスの購入をおすすめします。
・窓は開けられるものが良いワケ
ダンボールハウスの中は電灯がついているわけではないので、外の明かりが入らないと、中は暗くなってしまいます。子供が安全に遊ぶためにも、窓が開くものが理想です。
また、窓が開くダンボールハウスなら、お子さんの様子を遠くからでも確認することができるので、安全です。
・使われているダンボールが丈夫かどうか
ダンボールハウスのレビューの中には『ダンボールの強度が不安』『引っ越し用のダンボールと変わらない』『もっと強度のあるダンボールが良かった』という声をよく見かけます。
3~5歳の遊び盛りの子供が毎日使うものなので、強度のある、しっかりとした厚みのダンボールハウスが望ましいです。
Punnyのダンボールハウスは、この条件をすべてクリアしています。
女の子がお姫様になれるようなダンボールハウス。それがpunnyのダンボールハウス。
パステルカラーを基調としており、夢かわいい世界観が広がります。
もちろん、ギフトサービス(ラッピングサービス)もしっかりしていますし、子供がやや乱暴に遊んでも破れないダンボールを使っています。
おしゃれなギフトとしての購入にもよさそうですし、子供にプレゼントしたら飛び上がって喜んでもらえそうです。ぜひ、サイト内のpunnyのダンボールハウスをご覧ください。おとぎ話の主人公になれるダンボールハウスが見つかります!
〇子供&ウサギの安全も守れるダンボールハウス
「子供もウサギも狭いダンボールハウスの中で遊んでケガをしないかしら?」と心配になるママもいらっしゃるかもしれません。木やプラスチックでできたおうちの場合、中で思い切り頭をぶつけたら、子供が大泣きしてしまいますが、ダンボールハウスなら、ダンボールだけでできているので安全です。激しくぶつかった場合は、ダンボールのほうが衝撃を受けてくれます。
ウサギのおうちだけではなく、子供用の楽しい遊び場にぜひダンボールハウスをご検討ください!