ダンボールハウスは知育にぴったりのおもちゃです。
子供は「秘密基地に潜入!」なんて言いながら、ほふく前進でダンボールハウスに入ったり、「お客さん、はいどうぞ!130円です」なんて大人そっくりのお店屋さんごっこをしたりします。運動能力、コミュニケーション能力、他人を思いやる力、想像力……。ダンボールハウスで遊んでいるうちに子供の能力はぐんぐん伸びていくのです。
では、一体、何歳からダンボールハウスを与えたらいいのでしょうか。
幼児教育ははやいほうがいいといいますし、赤ちゃんのうちから与えるべき……?
今回は、ダンボールハウスを与えるのにぴったりな年齢を調べてみました。
赤ちゃんはダンボールを食べちゃう!?
ダンボールは食べても平気なの?
注意が必要な症状
ダンボールより怖いのは貼ってあるシール!
ダンボールハウスに使われるインクは危険なの?
ダンボールハウスを与える年齢は何歳からが適切?
ダンボールハウスは何歳まで遊べる?
ダンボールハウスを選ぶ場合に気を付けたいこと
おすすめはpunnyのダンボールハウス
〇赤ちゃんはダンボールを食べちゃう!?
ヤフー知恵袋にこんな質問があがっていました。
『生後8ヶ月の赤ちゃんですが、少し目を離したすきにたぶん段ボールのはしを食べたと思われます…(T_T)大丈夫でしょうか(泣)』
この質問に対し、ベストアンサーは以下のような答えでした。
『うちも8ヶ月の子供がいます。紙を見ると一直線で食べに行きます。ヤギかって思うくらい(笑)。
少々食べてても便と一緒に出てきてるので大丈夫だと思うけど、喉に詰まらせない様に気をつけてくださいね』
たくさん寄せられた回答を見てみると、「ダンボールも自分の絵本も紙はなんでも食べる」「6カ月の息子は、ヨダレで柔らかくして広告を食べていました」などの答えが目立ちました。赤ちゃんは目で見たものをなんでも口に入れたい時期。とくに紙は大好物で、見ると口にいれずにはいられないようです。どのご家庭の赤ちゃんも「前世はヤギ」と思うほど、紙を見ると突進していくのだそう。赤ちゃんの口の中にダンボールが詰まっていた……というのは子供あるあるなんだそうです。
〇ダンボールは食べても平気なの?
紙と見るやいなや高速ハイハイで突進していく赤ちゃんたち。これまでも大勢の赤ちゃんがダンボールや紙を飲み込んできました。ですが、それが大々的にニュースになったり、「赤ちゃんのいる家庭では紙類は一切使ってはいけない!」なんて言われたりもしないですよね。
その理由は、ダンボールや紙製品は、翌日以降に便と一緒に排泄されるからです。
少量飲み込んだくらいでは恐ろしい事態にはならないので、ママやパパは赤ちゃんを注意深く観察し、口の中にまだ残っているようでしたら、指で取り除いてあげると良いでしょう。もう食べてしまった後の場合は、大声をあげたり、赤ちゃんの体をゆすったりせず、赤ちゃんの表情を確認します。無理に吐かせようとする必要はないそうです!
紙はたばこなどに比べ、毒性はほとんどないので、とくに赤ちゃんに変化がなければ大丈夫。ただし、大量に飲み込んだ場合には、腸で詰まる恐れがあるので、赤ちゃんの顔色が悪くなった……と感じたらすぐに病院に連れていきましょう。
〇注意が必要な症状
もし、赤ちゃんの器官や食堂に紙が詰まってしまった場合、赤ちゃんは以下のような症状になるので注意してください。
・顔色が悪くなる
・声を出さなくなる
・激しくせき込む
このような症状が現れた場合は、以下の方法で異物を出します。
・一歳以下……背部叩打法
気道に異物が入ったとき除去する方法の一つです。頭を体より低くさせ、手のひら全体で背中(肩甲骨と肩甲骨の間)を強く叩きます。1歳未満の子にも行なえます。なお、意識がないとき・異物がとれず意識がなくなったときは、背部叩打法などは行なわず、ただちに心肺蘇生法を始めます(引用元:母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」)
・一歳以上……ハイムリック法
ハイムリック法は、外因性異物によって窒息しかけた患者を救命する応急処置である。1974年にこの方法を初めて記載した医師ヘンリー・ハイムリックにその名前を因む。
救助者は、患者の後ろに立って手を腹部に当て、突き上げるようにし横隔膜を圧迫する。これにより肺が空気で押され、成功した場合には気管から異物を取り除くことができる。
(引用:ウィキペディア)
〇ダンボールより怖いのは貼ってあるシール!
ダンボールは紙製品なので、飲んでも便と一緒に排出されるのですが、ダンボールに貼られたシールは注意が必要です。フィルム素材でコーティングされてあるシールは、ほかの紙製品に比べ、喉に張り付きやすいのです。
シールは子供の大好きな商品。いろんなところにぺたぺたと貼って楽しそうに遊んでいますが、遊んでいるうちに飲み込んでしまって子供が真っ青な顔で苦しみだした……という恐ろしい事態を目の当たりにしたママもいるので、注意してください。ダンボールハウスの中には、「デコレーションは各ご家庭でやってください」というものも多いのですが、シールでせっかくデコレーションしたのに、赤ちゃんが飲み込んでしまっては大変です。
〇ダンボールハウスに使われるインクは危険なの?
「ダンボールハウスに施されたペイント。あのインクを舐めたら危険じゃない?」――その答えは「心配ありません」。大量のインクを飲めば話は別ですが、印刷物に使用されている程度のインクは害はありません。
〇ダンボールハウスを与える年齢は何歳からが適切?
1歳~2歳はコミュニケーションをとる準備段階。この頃の子供は、お友達とコミュニケーションをとりながら自発的にごっこ遊びをする前段階。子供は大人たちをじっと観察し、言葉の意味を理解したり、『言葉』を蓄積して行きます。お友達と本格的にごっこ遊びをし始めるのは、3歳前後からでしょう。
3歳になると、子供は一気に話せる言葉が増えます。上手に会話しながら、想像力を働かせていろんな空想をします。この時期にダンボールハウスを与えてあげれば、子供の脳の発育がぐっと加速します。
ダンボールハウスを与えてもらった子供は、より自分の世界に入ることができるようになります。
演劇では、舞台装置がしっかりしていればいるほど、本物感が出ますよね。
あの有名な宝塚の劇場や劇団四季の劇場は、一歩中に踏み入れると、まるで物語の中に入ったような気持になります。子供にとってダンボールハウスは、劇場そのもの。自分が主役になって、物語の中に入ることができるんです。
ダンボールハウスの購入は、子供が主体的に物語を自分で作ることができるようになる2歳~3歳からがおすすめです。お子さんが台所に立つママの真似をしはじめたら、そろそろごっこ遊びをし始める合図でしょう。
〇ダンボールハウスは何歳まで遊べる?
せっかくダンボールハウスを購入するなら、子供には長く遊んでほしい。何歳くらいまで遊んでくれるのか気になるママもいると思います。
ダンボールハウスを購入した方のレビューを見てみると、かなり大きなお子さんもダンボールハウスで遊んでいます。小学校中学年でも遊んでいるお子さんは多くいらっしゃいます。とくに妹や弟、お友達が近くにいる子はいつまでもダンボールハウスで飽きずに遊んでいる様子。子供の成長とともに、想像の世界もどんどん変化していくので、小学校になっても、見ているアニメの主人公になりきったり、現実の世界とうまく融合して想像の世界を楽しんでいるようです。
〇ダンボールハウスを選ぶ場合に気を付けたいこと
ここからは失敗しないダンボールハウスの選び方のコツをご紹介します。
ダンボールハウスといっても、大手通販サイト『楽天』や『Amazon』には大量の商品が並んでいます。価格もサイズもバラバラですし、どのダンボールハウスを我が子が気に入ってくれるか悩んでしまいますよね。子供が気に入って遊んでくれなければ、まったく意味がありませんし、子供がどんなに気に入ってくれても数日で壊れてしまうようなものでは困ります。
そこで、これだけは外せないポイントを以下にまとめてみました。
★丈夫なダンボールハウスかどうかチェック
ダンボールハウスで失敗した、というレビューでよく見かけるコメントは『ペラペラだった』『引っ越し用のダンボールよりも薄かった』『数日遊んだだけで壊れた』というようなものです。ダンボール箱の商品ページを見ると、きちんとダンボールの材質や厚みが書かれているのですが、残念ながらダンボールハウスの商品ページには材質や厚みが書かれていないことが多いようです。
しかし、ダンボールハウスはダンボールでできているものですから、どんなダンボールを使っているのかはメーカーに問い合わせてみれば分かります。
レビューがなくて心配な商品などは、メーカーにダンボールの厚みを聞いてみると良いでしょう。
私たちが「スタンダード」だと思っているダンボールはAフルートと呼ばれる厚みです。Aフルートは厚さ5㎜。AFとも略されます。ダンボールハウスを選ぶ場合は、Aフルート以上のものが安心です。
中にはAフルートと、Bフルート(Aフルートよりも薄いダンボール)を2つ張り合わせたWフルートというものもあります(厚さ8㎜)、このWフルートは海外に送るダンボール箱などに使われるもので非常に丈夫です。もし、手作りでダンボールハウスを作ってみようとお考えの場合は、Wフルートを使ってみてもよいでしょう。
このように、フルートやダンボールの材質を理解していれば、メーカーに問い合わせたときに「Cフルート(厚さ約3.5~3.8mm)です」と言われたら、ちょっと薄いんだろうな、と想像することが可能です。
以下の記事に、ダンボールの詳しい素材の見方を解説しているので、空いた時間にぜひご覧ください!
(『ダンボール箱の素材ってなあに?実は綿密な基準を元に作られていました!』のリンクをお願いします)
★捨てるとき・移動するときに楽かどうかチェック
ダンボールハウスの良いところは『捨てるのが楽』なことです。大きな木製のおままごとセットなどは、ネジを外して分解して、重いゴミを分別して捨てなければいけません。その点、ダンボールハウスは畳んで資源ゴミにポイっとするだけ!
ダンボールハウスを購入するときは、ママが片手で持てるような、捨てるときにも移動するときにも楽なものを選ぶのがよいと思います。ダンボールハウスの中には、とても大きなもので一度設置すると動かすのが大変なものもありますが、部屋の中に大きすぎるものがあると圧迫感もありますし、お掃除の際に大変です。ママが一人でも移動させられるものにしたほうがベターでしょう。
★組み立て時間がはやいかチェック
ダンボールハウスは組み立て時間もさまざまです。中には「組み立てに2時間かかった」という人もいましたから、注意が必要です。工作が大好きで、何時間かかっても苦にならない!という方なら良いのですが、ダンボールハウスの中には説明書がとっても簡素なものも多いので、「これは……なに?これを……どうするの?」と格闘し続けて、へとへとになっても出来上がらない……という最悪の可能性もあるのです。そのため、組み立て時間は10分程度で簡単に組み立てられるものがおすすめです。
とくに友人の子供にプレゼントするときや、遠く離れたおまごさんにプレゼントするときは、より『簡単に組み立てられるもの』が喜ばれるでしょう。
〇おすすめはpunnyのダンボールハウス
絶対に外せない3つの条件をクリアし、なおかつプラスアルファの感動を与えてくれるのが、Punnyというブランドのダンボールハウスです。Punnyのダンボールハウスは『女の子がお姫様になれるおうち』。
パステルカラーを基調としている、ゆめかわいい世界観で、見た瞬間に思わず、駆け寄ってしまう可愛い外観です。
Punnyのダンボールハウスは、耐久性や使用感にも力を入れています。ダンボールハウスの中には明かりがないことを考え、大きな窓から光を入れる工夫をしています。いくら「子供は暗くて狭いところが好き!」と分かっていても、真っ暗なところで遊ばせるのは心配ですよね。ダンボールハウスを選ぶときには、大きな窓がついていて中の様子が分かるものが望ましいです。
また、小さな子供が体を使って遊ぶものだということを考慮し、punnyのダンボールハウスは万が一倒れても、お子さんが傷つかないよう、素材はダンボールオンリーで作っています。オプションでつけた時計がゴチン!と頭にぶつかった……なんてことにはなりません。もちろん、ダンボールのみで作られているので、ゴミに出す際は資源ゴミにまとめて出すことが可能です。
Punnyでは、さらにお子さんにダンボールハウスの感動を伝えるために、ギフトラッピングにも力を入れています。ダンボールハウスは簡易包装の会社がほとんどですが、punnyは『きれいにラッピングされた状態の品物をお届けし、本物のお姫様のような気分になってほしい』と考えています。
「これ、プレゼントよ!」とママから受け取った時のお子さんの感動、喜び――。ビデオカメラを回し、お子さんとpunnyのダンボールハウスの初対面を録画しておくのも楽しい思い出になるのではないでしょうか。
お子さんが大きくなってから「あれ(punnyのダンボールハウス)が一番うれしいプレゼントだった」と言われるような商品づくりをpunnyは目指しています。ぜひ、当サイトの商品をご覧ください。