ダンボールに服を詰めて返品するときの仕方&長期保存する場合のコツ

ダンボールの基礎の基礎

通販で洋服を購入したとき、ほとんどの商品はダンボールの箱に詰められて送られてきます。

試着してみて、「この服はイマイチかも……」と思った時、ダンボールに服をどうやって詰めようか悩んじゃいますよね。

「できるだけ送料を抑えるために詰めたいけれど、形が崩れたら大変……」

今回はそのような疑問にお答えするとともに、逆に到着した服が気に入った場合、服をダンボール箱に入れて長期保存できるのかどうかをお教えしたいと思います。

【目次】
商品を返品するとき
自分用の梱包~引っ越しのときには~
服をダンボールに詰めて長期保存できる?
衣替えのタイミングでダンボールも取り替えよう
服の保管にぴったりなダンボール箱をご紹介
さいごに

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〇商品を返品するとき

基本的には服が届いた時のダンボール箱に詰めるのですが、Amazonやゾゾタウンなど、「ニット1枚にこんなに大きなダンボール箱!?」と思うほど大きな箱で送られてくることもあります。

ダンボール箱のサイズによって送料が大きく変わるので、送られてきた箱が大きすぎると感じるときには、小さな箱に変えてもOKですよ!

 

ダンボール箱を自分で用意する場合は、きれいなダンボール箱を用意します。汚れの付いたダンボール箱に入れてしまうと、服が汚れて返品不可になってしまうこともあるので注意してください。

服が袋にはいっていた場合は、袋のまま、ダンボール箱に詰めます。

畳むときには、できれば届いた時と同じ畳み方で、しわができないように畳むのがベターです。服を畳む回数はできるだけ少なくするのがポイント。送料をケチりすぎてぎゅうぎゅうに小さくしてしまうと、しわだらけになってしまうので受け取ってもらえなくなる可能性があります。

服をダンボール箱に詰め終わったら、プチプチや新聞紙など、緩衝材を入れて商品が動かないようにしましてくださいね。

ちなみに、このとき使うダンボール箱の底はH貼りにするのがおすすめです。H貼りとは箱の左右と中央にガムテープを貼る方法です。箱の強度が増すので、破損防止に役立ちます。

・バッグの場合

バッグや帽子は型崩れしやすいので注意が必要です。バッグを何個も入れる場合は、大きめのダンボールに、バッグの底を外側に向けて交互に詰めていきましょう。このとき、バッグとバッグの間に1枚紙を挟むようにすると摩擦が防げます。

バッグを1個だけいれる場合は、バッグのサイズに合ったダンボール箱に入れて、中に新聞紙を詰めます。バッグは折りたたんでもOKですが、型崩れしやすいものは中に新聞紙を入れるなど、工夫をしてくださいね。バッグを折りたたむ場合も、そのまま入れる場合も、隙間にはしっかりと緩衝材を入れて、バッグがダンボール箱の中で動かないようにするのがポイントです。

 

・帽子の場合

キャップの場合は、頭の部分には新聞紙を詰めて型崩れを防止します。ハットつばの部分も型崩れしやすいので、厚紙を筒状にして頭部分を包み、ダンボールに上下さかさまに入れると良いでしょう。

 

・服がハンガーにかかっている場合

 

服によってはハンガーにかけてある場合もありますよね。そんなときはできるだけシワがつかないように二つ折りにして詰めるとよいです。

〇自分用の梱包~引っ越しのときには~

服の返品の場合、商品を送られてきた状態のまま返さなければいけないので、ピリピリしてしまいますが、引っ越し時に自分用に梱包するのなら、もうちょっとラフな畳み方でもOKだと思います。

服は軽いので、120サイズの大きめのダンボール箱に詰めていきましょう。

ダンボールの数を少なくしたい場合は、服を畳んでからクルクルと丸めて詰めていきます。

隙間をうめるように詰めていくと、たくさんの服を詰めることができます。ただし、アウターは小さくし過ぎると型崩れしてしまうので、ゆったりと入れてあげてくださいね。

〇服をダンボールに詰めて長期保存できる?

服の郵送に便利なダンボール箱ですが、服をダンボール箱に詰めたまま長期保存できるのでしょうか?

『ダンボール 服』で調べてみたところ、『服 ダンボール 虫』という怖~いキーワードがでてきました……。ダンボールはとても優秀な梱包材ですが、虫にとっても最高の『家』になるのだそうです。

ダンボール箱は中の温度と湿度が一定に保たれるので、虫にとっても産卵や孵化にぴったりなのだとか。

以下、ダンボール箱に住み着く虫についてご紹介します。

・ダニ

ダニは、人間の体から出るアカやフケなどを好物とします。そのため、人の住む家の中にはダニが住んでいることがほとんど。ダニにとってエサとなるものは多く、濡れたダンボールに繁殖したカビも彼らのエサとなります。押し入れなどの通気性の悪いところで、湿気の多いものをダンボールにいれて保管している場合、気づいたらダンボールにびっしりとダニが発生していた……ということも。

 

・シロアリ

シロアリは家の木材だけはなく、ダンボールまでエサにしてしまいます。

シロアリは木材のほかにも、ダンボール、発泡スチロール、プラスチック、電気ケーブルなどをエサとします。

 

・クモ

クモが直接ダンボールを食べるわけではありませんが、ダンボールのカビを食べるダニをエサとするため、ダンボールに集まります。

 

・ゴキブリ

ダンボールの中にはナミナミの厚紙が入っており、この『空洞』になっている部分にゴキブリが卵を産み付けます。ゴキブリはなんでも食べるので、ダンボールに溜まったホコリやダニ、そしてダンボールに使われた粘着剤などもエサにしてしまいます。

 

もちろん、ダンボール=虫がいる、というわけではありません。ダンボールは95%以上のリサイクル率を誇る梱包資材。使用した後、資源ゴミに出して回収してもらい、次のダンボール箱に生まれ変わる……。このサイクルができあがっているので、虫が家にする隙がないはずなのです。

しかし、汚れたダンボール箱を外に放置していたり、長時間じめじめした場所で保管されていたりすると、虫がダンボールのナミナミの部分に卵を産み付け、産卵してしまう危険性があります。

そのため、服を長期間保存するために、スーパーからダンボール箱をもらってくる、というのはおすすめできません。スーパーで積み上げられているダンボール箱は、野菜から出た水がしみ出しているかもしれませんし、どんな場所で保管されていたのかもわからないからです。

濡れたダンボールにカビが繁殖すると、そのカビを求めてダニが繁殖し、またそのダニを求めてクモが寄ってくる可能性も……。

久しぶりにお気に入りの洋服を着ようと思ってダンボール箱を開けたら、虫が飛び出してきた、なんてことになったらイヤですよね。

ダンボール箱で長期保存するときには、①新品のダンボール箱を使う②衣替えのシーズンでダンボール箱も取り替える などの工夫が必要です。

〇衣替えのタイミングでダンボールも取り替えよう

ところで、皆さんは衣替えのシーズンっていつかご存知ですか?

日本には四季があるので、1年中同じ服を着ているわけにはいきません。「肌寒くなってきたな……そろそろ冬物を出そうかな」そんな感じで、体感で衣替えをされている方も多いと思いますが、このなにげない『衣替え』の習慣は、なんと平安時代から行われていることなんです。

平安の時代。宮中では旧暦の4月1日と10月1日の2回衣替えを行っていたそうです。もちろん、気温に合わせて服装を替えていたわけですが、このほかに、『心と体の邪念を振り払う』という意味も含まれていたそうですよ。

その後、日本が明治時代にはいったときに、欧米から『洋服』が入ってきました。このときから、6月1日と10月1日に衣替えが行われるようになったと言われています。学校の制服が夏服と冬服に替わるのもこの時期に設定されていますね。

「春服」「夏服」「秋服」「冬服」とさまざまなバリエーションで服を楽しむことができるので、おしゃれさんにとっては嬉しい日本の四季。季節を楽しむためにも、衣替えの時期を知っておくとグッドです。以下、衣替えの基準をまとめたいと思います。

・春の衣替えの目安

「〇月〇日に衣替え!」と決めていても、急に寒くなったり暖かくなったり、気温が安定しないこともしばしば。そのため、決まった日にちではなく、気温を目安に衣がえしたほうが良いでしょう。

春の衣替えの気温の目安は15℃と言われています。朝晩の冷え込みはコートで調節して、日中の気温が15℃であれば春服の出番です。

春の季節は洋服も華やかなものが増えてわくわくしますよね。花柄のスカートが出たり、パステルカラーの洋服が増えたり……。

気温の変化が大きい季節ではありますが、気分がウキウキする季節でもあり、わたしは大好きな季節です。

 

・夏の衣替えの季節

 

梅雨の時期に入り、だんだん蒸し暑くなってくる季節。気温が22度以上になると完全に夏物の出番です。半袖やタンクトップなど、夏用の服を用意しましょう。夏はレジャーにぴったりな季節。夏祭りに行ったり、旅行に出かけたり……。外は暑いですが、活動的になる季節ですね。

 

・秋の衣替えの季節

 

秋の衣替えは20℃が目安と言われています。秋は夏と冬に挟まれており、「夏服でギリギリまで乗り切って、冬服に着替えるから夏物を持っていない」という人や「春物で代用しちゃうから秋物はいらない」という人もいます。とはいえ、秋物の服はシックで可愛いものも多く、私は秋服が大好きなので、9月に入るとまだ暑くても我慢して秋服を着ちゃいます。革ジャンをかっこよく着こなせるにもこの時期ですね!

 

・冬の衣替えの季節

 

気温が15℃を下回ってくると、そろそろ冬物の季節です。

11月くらいから、可愛い冬のコートが店頭に並び始めますね。カラフルなニットやフワフワのセーター。重ね着によってファッションを本格的に楽しめるのもこの季節です。

〇服の保管にぴったりなダンボール箱をご紹介

服を長期保管するなら、絶対に『新品』であることは譲れない……!

というわけで、服を保管するのにぴったりなダンボール箱をご紹介したいと思います。大手通販サイト・楽天で購入できるダンボール箱をご紹介します。

 

・ダンボール箱 120サイズ(無地×10枚)中芯強化材質【送料無料 あす楽 日本製 段ボール 持ち手付き 梱包用 通販用 小物用 ネットショップ オークション フリマアプリ 発送用 宅配 引越し 引っ越し 収納 無地ケース】

価格      3,960円 (税込)

レビュー平均評価★4.55

『注文してから迅速かつ丁寧な語対応いただきました。ありがとうございました。

商品が配送されたのが雨が降りだしたくらいの時だったのですが、しっかりビニールの梱包がしてあり、商品が雨に濡れるということもなかったです。

商品も、スーパーなどでもらえる段ボールとは質が段違いで、非常に丈夫そうで安心しました。

まだ引越の荷造りしていないので、10枚で果たして足りるのか・・・?というところは不安ですが、商品自体は非常に満足できました。ありがとうございました』

 

『他ショップが西濃運輸を使っている中、こちらは佐川急便を使われてたのでこちらで購入しました。

引越しが迫っていましたので早く届いて助かりました。

商品は薄すぎず厚すぎず、女性でも運びやすい大きさで使い勝手が良かったです。

取っ手があるのってこんなに便利なんですね!軽いものなら二段重ねで運べます。

本などの重いものはこちらには入れておりませんが、

小さいテレビやDVDプレイヤーを入れたくらいではびくともしませんでした。頑丈です。

引越し終わった後も保管に使える綺麗な段ボールでした』

 

材質はK5ライナーのAフルート。強化中芯160g。そのため、一般的なしっかりしたダンボール箱の厚みがあることが分かります。

取っ手もついているので、「持ち運ぶときに便利!」という声が多く寄せられていました。洋服は軽いのでこのくらい大きなダンボール箱に詰めてしまっても問題なく持ち運べると思います。

 

・エコハンガーBOX (0079) | ダンボール 洋服 段ボール 衣類 ダンボール箱 段ボール箱梱包用 梱包資材 梱包材 梱包ざい 梱包 箱 宅配箱 宅配 引っ越し 引っ越しセット 引っ越し用 引越し ヤマト運輸 ボックス 収納箱 ハンガーラック スーツケース 白 発送箱

価格     3,524円 (税込)

レビュー平均評価★4.0

『ハンガーボックスを某引っ越しやさんにお願いすると、

結構な御見積だったので、こちらでお願いしました。

組み立て方法の説明もわかりやすく、何より頑丈で、

本当に助かりました!!!ありがとうございました』

 

『使えます!

引越しの際に使おうと思って購入したものの、ダンボールが大き過ぎてトラックに載らないことが判明し、結局、引越しトラックには畳んだまま積みました。

しかし、新居で収納棚を買うまでに使えたので良かったです。

ただ、組み立てたときの高さが高いかなぁと思います。

ロングコートばかり掛けるわけではないので、高さがいろいろ選べたら、もっと場所をとらずに使いやすいと思います』

 

こちらはハンガーに服をつるしてそのまま持ち運べてしまうタイプのダンボール箱。

こちらはプラスチックを一切使用していないハンガーボックスなので、必要がなくなったときにそのまま資源ゴミに出せるのがポイントです。

〇さいごに

ダンボールはとっても優秀な梱包資材。それゆえに虫も「家にしたい!」と狙っているので注意が必要です。虫が入り込まない清潔な環境で、大事な服を守ってくださいね!

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