不用品を出品してお小遣いを稼ぐことができるメルカリですが、売れた際には手数料10%と送料を負担しなければなりません(着払いもできるのですが、この設定だとなかなか売れないんです……)。手数料はしょうがないとして、送料はとにかく安くしたいですよね。
そこで今回は、メルカリで出品した商品を安く送るテクニックをご紹介したいと思います!
メルカリを使うなら、絶対ゆうゆうメルカリ便&らくらくメルカリ便!
自宅以外で受けとりたいなら、ゆうゆうメルカリ便
自宅に集荷に来てほしいならメルカリ便
商品ページにあらかじめ『簡易包装』と書いておこう
簡易包装でもきちんと見える包装の仕方
ゆうパケット&ネコポスで送るためにスケールがあると便利!
ゆうパケット&ネコポスで入らないものは宅急便コンパクト
まとめ
○メルカリを使うなら、絶対ゆうゆうメルカリ便&らくらくメルカリ便!
一番安いのは普通郵便(定形外郵便)です、が!
普通郵便はおすすめしません……というか、やめたほうが絶対にいいです!
理由は、普通郵便にはなんの保証もなく、追跡サービスもないからです。
実はわたし、過去に化粧品をメルカリで購入したのですが、普通郵便で送ってもらって届かなかったことがあるんです……(泣)。
商品が届かないと、「出した」「届いてない」の水掛け論になってしまい、結局商品は届かず、最悪の空気になってしまいます……。
メルカリでは、普通郵便には補償サービスを行っていません。もし途中で商品が紛失した場合、出品者は被害をこうむりませんが、何度も「届いていません」と購入者さんから言われるのは大きなストレスだと思います。
わたしはらくらくメルカリ便で補償サービスを受けたこともあります。その際は、無印良品のアクリルケースを買ったのですが、届いてみたらケースの角が欠けていました。
出品者さんにそのことを話すと「配送中に割れたのかもしれない」とのことで、事務局に報告。すると、ものの5分で取引がキャンセルとなり、お金を払わなくてよくなりました(出品者さんには事務局からお金が払われたようです)。このときは本当にらくらくメルカリ便で良かった~~と思いました。
それでは、以下、らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便の特徴をまとめてみたいと思います。
○自宅以外で受けとりたいなら、ゆうゆうメルカリ便
郵便局が配送してくれるのが、ゆうゆうメルカリ便です。
・郵便局のゆうパックより安い
・郵便局のほか、ローソンなどのコンビニから発送可能
・自宅以外でも受取できる(ゆうゆうメルカリ便のゆうパックのみ)
ゆうゆうメリカリ便は、A4サイズ・厚さ3cmまでは、ゆうパケットといって、175円で送ることができます。この価格なら、定形外郵便と比べても、その価格差は数十円程度です!
追跡サービス、補償サービスつきで175円。このサービスを利用しない手はないと思います。
○自宅に集荷に来てほしいならメルカリ便
らくらくメルカリ便は、ヤマト運輸のサービス。プラス30円で自宅に集荷に来てくれるのがポイントです。
・トラブルが起こった時、商品代金全額補償
・ヤマト運輸の宅急便よりも料金が安い
・ネコポス(A4サイズまで厚さ2.5㎝以内) 195円
・宅急便コンパクト 380円
ヤマト運輸の場合も、ゆうパケットのように、小さなものを安価で送ることができるネコポス、宅急便コンパクトというサービスがあります。
宅急便コンパクトの場合、コンビニ(ファミリーマートやセブンイレブン)もしくはヤマトの営業所で専用のボックスを65円で購入しましょう。
ネコポスはアクセサリーやスマホケース、薄手の衣類に最適。宅急便コンパクトは雑貨や服を送るのに最適です。
【わたしの体験談】
これはきちんとデータがあるわけではないのですが、わたしの家の場合は、ゆうゆうメルカリ便よりもらくらくメルカリ便のほうが早く届きます。東京から岩手に夕方に荷物が送られた場合、ゆうゆうメルカリ便なら翌日の午後。らくらくメルカリ便なら翌日午前中に届きます。
また、らくらくメルカリ便の場合は荷物の配達時間を途中で変更できます。メルカリではたまに出品者さんが気持ちが変わって「やっぱり売りたくない!」と荷物を戻そうとしたりする場合があるのですが(やってはいけないことなんですけどね…)、そんな心変わりをした場合もヤマト運輸なら電話一本で運送をストップしてもらえます。しかし、郵便局で出した荷物を戻してもらう場合は、届け先の了承を得なければいけないのでそう簡単にはいきません。見知らぬ人とのやり取りの場合、了承してもらえないケースもあるかもしれません。以上のことから、わたしはらくらくメルカリ便を使うことが多いです!
料金は、らくらくメルカリ便もゆうゆうメルカリ便も
60サイズ600円
80サイズ700円
100サイズ900円
で送ることができます!
○商品ページにあらかじめ『簡易包装』と書いておこう
バッグなどはそのまま送ると大きくなってしまうので、できれば折りたたんで送りたいものです。しかし、人によっては嫌がる人もいるので以下のように書きます。
『発送の際は、送料の関係で小さく折りたたんで送ろうと思っています。そのままの状態で送ってほしいという要望がありましたらコメント欄にお書きください。送料プラス500円で承ります!』
たとえ商品にシミがある場合でも、そのシミのことを正直に説明し、写真を載せることで購入者は納得して購入するので、悪い評価はつけられません。商品を送る場合もこれと同じで、最初から梱包の方法を明記することでトラブルを防ぐことができますよ!
もし説明欄に書き忘れてしまった場合は、発送する前にちゃんと確認しましょう。一番怖いのは、なにも言わずに『悪い』の評価をつけられることですから……!
○簡易包装でもきちんと見える包装の仕方
いくら『簡易包装』といっても、くしゃくしゃの紙袋にポンと商品を入れてガムテープでぐるぐるに巻いただけでは購入者の方に不快感を与えてしまいます。
簡易包装だけどきちんと見える包装の仕方をご紹介します!
- ピッタリサイズのダンボールを用意する。
ダンボール箱と商品の間に隙間がありすぎると、中でカタカタ動いて破損の原因にもなります。商品がなかでカタカタ動いていたら購入者さんも「なんで緩衝材を詰めないんだろう……」とイヤな気持ちになってしまいます。最低限の緩衝材で済ませるためにも、ダンボール箱はピッタリサイズを選びましょう。
もし、ちょうどよいサイズのダンボール箱がない場合は自作してしまうのもアリ!
例えば、DVDやゲームソフトを送りたい場合は、そのDVDやゲームソフトよりもちょっぴり大きめにダンボールを切り、そのダンボールで商品をサンドし、側面をガムテープで閉じます。商品をあらかじめプチプチで包んでおけば、手抜き感もでないのでおすすめです!
- 水濡れ対策をしっかりとする
商品を送る場合には、万が一水に濡れたことを考えて、ビニール袋に入れてあげると親切です。
小物ならチャックタイプの小袋、大きいものならビニール袋がおすすめ。どちらも100円ショップで購入することができます。さまざまなサイズが売っているので、何種類か購入して、送るものに合わせて使い分けると上級者です!
- 化粧品などはプチプチで包む
メルカリでもっともすぐに売れるのが化粧品なのだそうです。化粧品は小さいのでゆうパケットやネコポスで送ることができるのがポイント。しかし、小さいからといって、封筒に商品をポンといれて送ってしまうと「梱包が雑過ぎる」なんて評価を受けてしまったりするので注意が必要です。
化粧品は必ずプチプチで包んで、ビニール袋に入れて送るようにしましょう。
また、例えばルースパウダーなどを送る場合は、中身が粉だらけにならないように、ラップで包んだりする必要があります。
化粧品はデリケートなので、郵送中に破損しないようできる限りの包装をしましょう!
- 簡単に梱包したいならクッション封筒を使う
100円ショップにはクッション封筒という商品が売られています。こちらは、大体A4サイズ以内の封筒なので、ネコポスやゆうパケットのサイズに当てはまります。
封筒のなかがクッションになっているので商品をプチプチで包む必要がありません。ビニール袋に入れて、この封筒にいれるだけでOKです。
デメリットはクッション封筒がちょっぴり高いこと。1枚100円と高価なので、何度も商品を送るという場合はプチプチと封筒を別に購入したほうがお得です。
- 空気をしっかり抜こう
ネコポスは厚さ2.5㎝まで、ゆうパケットは厚さ3㎝まで。意外とこの厚さはすぐに超えてしまいます。薄いTシャツなら問題なく送ることができますが、セーターだとぎゅうぎゅうだったりします。
コンパクトに梱包するためにはできるだけ空気を抜いてぺしゃんこにしてから送りましょう。どうしても空気がうまく抜けないという場合は針の先で小さな穴を開けるときれいに空気が抜けますよ!
- 折り曲げたくない商品にはダンボールで補強する
ネコポスやゆうパケットは厚さの制限は厳しいですが、大きさ自体はA4サイズまでOKなので、衣服を送るのに最適です。せっかく畳んでキレイにした衣服がくしゃくしゃにならないように、服と一緒にダンボールを切ったものを入れると折り曲げずに送ることができるのでグッドです。
○ゆうパケット&ネコポスで送るためにスケールがあると便利!
商品をたたんだものの厚さがギリギリ……。ちゃんと届くか不安……。ということも多いと思います。郵便局やコンビニに持っていくと、局員さんがスケールを持ってきて、それに通していますよね。あれ!あれが家にあったら、便利なのに……!とわたしも何度も思いました。
実はメルカリストアでは、あのスケールを購入することができます。
ネコポス/ゆうパケット用定規は980円で購入することが可能です。ただし、これを単品で購入すると送料が350円かかってしまうので、支払総額は1330円となります。
……ちょっと、高いですよね(汗)。
このスケールは『3㎝と2.5㎝で通ればいい』というものなので、簡単に家で自作することが可能です。
最も簡単なのはダンボールをくりぬいて作ること。
ただ、このダンボール製スケールは紙をくりぬいているので、すぐにふにゃっとなってしまうのが難点です。
そこで、わたしのおすすめのスケールの作り方を以下にまとめたいと思います!
用意するもの
ビニール製のクリアファイル
カッター
定規
ボールペン
クリアファイルを封筒の横サイズ
クリアファイルの大きさは横30cmくらいのものを使います。
クリアファイルの、上から3cmほど空間を空けて、横25cmと縦3cmの幅を引いて枠を書きます。
それをカッターでくりぬけば完成!
強度を増したい方は、切り口にビニールテープやガムテープを貼ってください(ガムテープを巻くと厚さでちょっと小さくなるので調整してくださいね)
ちなみに、メルカリ以外で探してみたところ、格安でスケールを発見しました……!!
・厚さ測定定規 発送物の厚さと横幅がラクラク測れる!
お値段340円!とてもお得ですよね!
ただ、レビューを見てみたところ、こちらは紙製なんだそうです。力をかけると折れてしまうので注意が必要なのだとか。自作するのはイヤだけどとりあえずスケールというものを使ってみたい!という方におすすめです。
○ゆうパケット&ネコポスで入らないものは宅急便コンパクト
ネコポス&ゆうパケットではどうしても入らないものもあると思います。かといって宅急便の価格を払うのはイヤ……。
そんなときは、ヤマト運輸の宅急便コンパクトを利用しましょう。専用の箱代が65円かかりますが、配送料は全国一律380円なので、らくらくメルカリ便を使えば合計500円以内で送ることができるんです!(メルカリ便を利用せず、宅急便コンパクトのサービスを使うこともできます。その場合、メルカリ便に比べると価格が高くなります)
宅配便コンパクトには2種類あります。
・コンパクトな薄型のもの
マチがほとんどないので、うすーいものを送る際に役立ちます。これは裏技(?)ですが、わたしはこの箱を買ってネコポスで出したりしています。ダンボール箱でできているので、とても強度があり、これに入れるとすごくきちんと感がでるのでお気に入りなのです。このような厚紙のダンボールを購入しようと思うと、65円以上かかることがほとんどなので、宅急便コンパクトで送るほどでもない荷物でも、この箱を買って代用するのもありだと思います。
・コンパクトなBOXタイプ
高さが5cmあるので、厚さのあるものも送ることができます。ゆうパケットに入らない厚手のセーターやバッグもこれならきちんと入れることができますよ!
○まとめ
家にあるダンボール箱に適当に詰めて送ろうとすると、送料がびっくりするお値段になったりします。『荷物はコンパクトに送る』を合言葉に、できるだけA4サイズに収めるように工夫するとさらにメルカリライフが楽しめると思いますよ!