先日、ダンボール箱のDIYに挑戦しました。
ダンボール箱の側面にインテリア用のマスキングテープを貼って、おしゃれなダンボールボックスを作ろうと思ったのです……が!!
なんとわたしの購入したマスキングテープが薄かったせいか、下のダンボール箱に印刷された文字が透けて見えてしまったのです……!
おしゃれなカフェ風のダンボールボックスになるはずが、『アイスコーヒー500ml』の空箱を使ったんだな~ということが丸わかりなボックスになってしまいました……。
ダンボール箱を郵送に使うだけなら、商品の名前が印字されたダンボール箱を使いまわしても良いと思うのですが、ここぞというときは真っ白なダンボール箱を使いたいですよね。そこで今回は、真っ白なダンボール箱を購入できるところを調べてくるとともに、激安度、お手軽度別にランキングにしてみました。
1位 100円ショップ
2位 ネットショップ
3位 ホームセンター
4位 運送会社
さいごに~ダンボールはどうしてあの色なの?~
○1位 100円ショップ
激安度★★★★★
お手軽度★★★★★
100円ショップのメリット……オシャレな柄のダンボールが手に入る。そのまま収納ボックスにもなる
100円ショップのデメリット……完璧に真っ白なダンボールが手に入らない
白ダンボール箱が激安かつお手軽に購入できるのは……100円ショップです!
多くの人がフリマアプリやオークションサイトを気軽に使うようになったことで、ダンボールの需要はぐっと増しました。今では、100円ショップでダンボールが手に入る時代。100円ショップにいけば、プチプチやビニール袋などの緩衝材はもちろんのこと、ダンボールが手に入るんです。ただ、調べてみると、100円ショップで売っているペーパーボックスには共通する欠点がありました……。それは、100円ショップで売っているペーパーボックスは『おしゃれすぎる』ということ。
100円ショップで売っているペーパーボックスは、白地に黒でかっこよく英字が印刷されていたり……と、完璧な無地のものは残念ながら見つかりませんでした……。
とはいえ、「かっこ良いダンボール箱を探している」という方にはぴったりだと思ったので、ご紹介することにします。工作用ではなく、お部屋のインテリアにぴったりなダンボール箱を探していた方にはおすすめです!
★セリア編
・プレンティボックス
セリアでは『プレンティボックス』という名前の白いダンボールボックスが売っています。アメリカのフェローズ社製の「バンカーズボックス」のようなデザインとなっています。バンカーズボックスはAmazon等で売られていますが、1箱600円以上します。対してセリアのプレンティボックスは108円!人気になるのも当然ですね。
プレンティボックスは真っ白ではなく黒字で模様が書かれているので、本当の真っ白でないとイヤだという場合は向いていませんが、部屋のインテリアを邪魔しないオシャレな箱が欲しいというときはぴったりです。
コミックサイズ:27×19.5×16.2㎝
A4サイズ:34×24×25.5㎝
CDサイズ:27×16×16.2㎝
さらに大きめサイズ:39×27×16.3㎝
セリアでは上記のプレンティボックスのほかに、かっこいいインテリアに最適なモノトーンのペーパーボックスも売っています。
オモテとウラで違うロゴが書いてあり、ブラックとホワイトの2色展開。
そのほかにも、アンティークボックスという名前のペーパーボックスも売っています。こちらはわざと印刷にムラを作ってアンティーク感を出したペーパーボックスです。こちらは白ではなく、茶色と黒の二色展開です。
★ダイソー編
・『わくわく宅配ボックス(A4書類対応)』
セット枚数:1枚入り
日本郵便「ゆうメール」発送規定にも対応(両面に切り取り用窓付き)
茶色いダンボール箱はあったのですが、白いものはこちらの組み立て式のダンボール箱しか見つけることができませんでした。これは組み立て方を変えることでサイズを変形させて使うことができるダンボールボックスです。小型なので、アクセサリーやDVD、ゲームソフトなど、小物の発送に向いています。
以下のようにサイズを変形させることができます。
ピロー型(薄):3.5cm
ピロー型(厚):6cm
ボックス(小):17cm×9cm×17.5cm
ボックス(中):17cm×9cm×20cm
ボックス(大):17cm×9cm×22.5cm
ダイソーには、白ではありませんが、部屋のインテリアを邪魔しないペーパーボックスも売っています。ダンボールの茶色い色味の箱にふたが青と茶色の二色展開。シンプルなデザインなので、衣装ケースやおもちゃ入れとして部屋に置くのにぴったりです。サイズもシューズ用(34×24×17㎝)から、コミック収納用(27×20×13㎝)、A4サイズ(34×24×26㎝)のものを収納する用と幅広く販売されています。
また、思いっきり柄を楽しみたい!という場合は、ドット柄やアニマル柄のペーパーボックスも。子供部屋にぴったりです。こちらもシューズが入る34×24×17㎝のものとA4サイズが入る34×24×26㎝のサイズが売られています。
★キャン★ドゥ
キャン★ドゥにも白いペーパーボックスが置かれていました。こちらは『EVERY DAY IS
A NEW BEGINNING』とシンプルなロゴ入りです。サイズ展開は5種類。フルサイズのペーパーボックスが25×38×26㎝。2分の1サイズのペーパーボックスは25×19×26㎝。新聞ボックスが22×26×33㎝(こちらは紐がセットできるスリット入りになっています。新聞をさっとまとめるのにぴったりです)。フラットサイズのペーパーボックスは12.5×19×26㎝。最後にこちらはボックスではありませんは、A4ファイルを立てかけるのにちょうどよいぺーバーボックスも売られていました。
○2位 ネットショップ
激安度★★★★★
お手軽度★★★
ネットショップのメリット……大手通販サイト楽天やAmazonに出品しているダンボール会社は多いので、自分でも想像していなかったサイズの真っ白なダンボール箱が手に入る。大量購入するなら安い。
ネットショップのデメリット……1枚か2枚しか要らない場合は送料をいれると高くなってしまう。また、ばら売りをしていないところが多い。
真っ白なダンボールを複数欲しいという場合は、ネットショップがおすすめです。
Amazonや楽天などの大手通販サイトには、ダンボール会社が直接出店しているので、激安価格で購入できますし、シンプルなミカン箱の規定サイズのもの以外にも、平べったいサイズ、小物を入れるのにぴったりなサイズ、ゆうパケットなどで送れるサイズ……など、さまざまなサイズのダンボール箱が売られています。
欠点は、1枚売りをしているところがほとんどないところ。ものによっては送料がかかるところです。どんなに商品が安くても、送料が大きければ合計金額が高くなってしまうので注意が必要です。送料は、5000円以上のお買い上げで無料としている会社もありますし、Amazonなら基本的に送料無料です。
シンプルなダンボールを1枚だけ欲しいという場合は、後に紹介している『ホームセンター』か『運送会社』から購入するほうが安くなるので、参考になさってください。
楽天……楽天ポイントがたまるので、ポイントアップキャンペーンのときがねらい目。送料無料となっているダンボール箱も基本的には『送料込み』にした、というだけの場合が多く割高なので、『○円以上お買い上げで送料無料』となっている会社から買うのが一番お得です。
Amazon……フリマアプリを利用する際に重宝する、クリックポスト・ゆうパケット用のダンボール箱などが豊富にそろっています。クリックポストの規定サイズである『厚さ3㎝以内のものでないと送れない』というのは普通の封筒でやってみると測るのがすごく大変なもの。きっちり3㎝で作られたダンボール箱を持っておくと安心感がありますよ!また、Amazonはプライムと書かれた商品はAmazonから無料で発送されるものなので安くはやく届きます。
○3位 ホームセンター
激安度★★★
お手軽度★★★(店舗で見つけた場合は★★★★★)
ホームセンターのメリット……目当てのダンボールを1枚から購入することが可能。実際に目で見て購入できる
ホームセンターのデメリット……直接ダンボール会社から購入するわけではないのでちょっと割高になる。色、形のバリエーションがそれほど豊富ではない。
ホームセンターの中は広いので見つけづらいのですが、ダンボールもしっかりあります!目当てのダンボールがあるかどうか事前にチェックするためにも、近所のホームセンターをネットで調べてみてください。
『○○(ホームセンターの名前)+オンライン』で検索すれば、大手のホームセンターならヒットするはずです。コーナン、カインズホーム、コメリ、ビバホームなどはオンラインストアを持っていますよ!
ホームセンターのメリットは実店舗があるということ。たとえば、オンラインストアで購入したダンボールを実店舗に届けてもらえば、送料無しで受け取ることができます。実際に取り寄せてみてイメージと会わなかった場合はその場で返品することも可能です。
★ビバホーム
荷物の梱包、整理、引越しの必須アイテム!美しい白段ボール 132 白ダンボール 220X170X120 ¥88 (税別)
こちらの60サイズの白いダンボール箱はなんと、1個88円!100円ショップよりも安く購入で着ちゃいます……!!こちらは残念ながら北海道のみ店舗での取り扱いがないそうです。
○4位 運送会社
激安度★★★
お手軽度★★
運送会社のメリット……運送会社によっては送料無しで家までダンボール箱を届けてくれる。運送会社に直接行けば、どんなダンボールが購入できるのか実際に見ることができる
運送会社のデメリット……完璧に真っ白なダンボール箱は手に入らない(運送会社のロゴが入るため)
完璧な真っ白のダンボールではありませんが、各運送会社で購入できるダンボールはとても素晴らしいです。デザインもステキですが、さすが運送会社のダンボールだけあり、適度に厚みがあって丈夫なんです。
わたしの場合は、半年ほどまえに郵便局からダンボール箱を購入し、ダンボールで車を作ったのですが、子供が乱雑に扱ってもまったく壊れません。
郵便局やヤマト運輸、佐川急便など、窓口にいけば棚にダンボールが置かれてあるので、ぜひじっくり見てほしいと思います。
ヤマト運輸、郵便局、佐川急便のダンボール箱を比べてみたところ、佐川急便のダンボール箱が1番安いという結果になりました。佐川急便のダンボール箱は、『SAGAWA』とシンプルに書かれた青い文字と白のコントラストが目印です。サイズはS((たて) 200×(よこ) 250×(高さ) 150)からLL((たて) 420×(よこ) 580×(高さ) 400)まで用意されています
ヤマト運輸と違い、佐川急便はオンラインストアはやっていないので、ダンボール箱を購入する際は、お近くの営業所に足を運んでみてください。
逆に、家まで取りに来てほしいという方や、さまざまなサイズからぴったりの箱を手にいれたいという場合はヤマト運輸のオンラインストアがおすすめです。
○さいごに~ダンボールはどうしてあの色なの?~
ダンボール箱の「ふつうの色」といったら、皆さんは黄土色のような、あの色味を想像されると思います。なぜどの会社のダンボール箱も普通の色はあの色なんだろう、と疑問に思ったことはありませんか?
あの色味はダンボールの素材――そう、『木』の名残です。
ダンボールはパルプ(植物の繊維から得る紙の原料)から作ります。古紙と木から直接作られたバージンパルプの配合量によって、このダンボールの色味も変化します。
バージンパルプが多ければ多いほど、本来のパルプの色である赤茶っぽい色味になるそうです。
話を「白いダンボール箱」に戻しましょう。わたしが今回探し回っていた真っ白なダンボール箱はどうやって作られるのかというと、漂白剤を大量に振りかけている……のではなく、ダンボールの一番上の紙だけを白いものに張り替えているそうです。
ダンボールの断面を見て頂くと分かるのですが、ダンボールは1枚の厚紙でできているわけではありません。ライナーと呼ばれるオモテとウラの厚紙で中しんと呼ばれるナミナミの芯を挟んでいます。この表のライナーを白に変えているというわけなんです。
そのため、需要があまりないので出回っていませんが、カラフルなダンボール箱も大量に注文すれば作れるのだそう。
いつか大金持ちになって会社を興したら……そのときはぜひご自身のイメージカラーのダンボール箱を作ってみてくださいね!