200サイズ以上の特大ダンボール箱を手に入れる方法

ダンボールの基礎の基礎

ダンボールを思いっきり使って遊べたら楽しいだろうな。そんなふうに思ったことはありませんか?

私はダンボールで作ったおままごとセットや車などの工作を見ると、ワクワクします。

例えば、学校の体育館にダンボールを敷き詰めて、思いのままに切ったり貼ったりしながら巨大なダンボールハウスやトンネルを作ってみたい、なんて思うのです。

その夢の実現に必要なのは――特大のダンボール!

というわけで今回は特大のダンボールについて調べてみることにしました。

【目次】

特大=どんなサイズ?
200サイズ以上のダンボール箱を探して
Amazonでは210サイズも発見!
オーダーメイドで特大ダンボールの購入も◎
さいごに

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〇特大=どんなサイズ?

まずは『特大のダンボール』とは何サイズからと定義するか考えてみました。

『ダンボール 特大』で検索すると、早速おもしろいワードが引っかかってきました。

 

「人が入れる箱」

 

ほうほう……人が入れる箱??

商品ページに飛んでみると、アニメの世界から飛び出てきたような箱を見つけました。

それがこちらです。

 

https://item.rakuten.co.jp/tonary/sbx_01/

≪送料無料≫人が入れるびっくり箱☆誕生日会や結婚式の二次会を盛り上げるパーティーグッズ♪ サプライズボックス (SBX)Byサプライズファクトリー

価格  3,850円 (税込)

レビュー平均評価★4.22

『友人のバースデーパーティーに使用しました。こちらのわがままにも対応してくださり、大成功でした♪子供向けにはもちろんですが、大人にもインパクト大で盛り上がりますw』

『友達の誕生日会に使用しました!みんなびっくり喜んでくれました!』

皆さん、誕生日会やクリスマスなどのイベント時にサプライズで購入している様子。喜ばせたい人の顔を思い浮かべながらダンボールボックスに入っている時間を想像すると、わくわくしますね!

風船と一緒にパカーンと登場するシーンを動画に収めてもらえば、インスタ映えもしそうです。

……と、たしかに文句なしの可愛い商品なのですが、価格があまり可愛くないのが少々、気になりました……!

一回使用するだけで4,000円弱はちょっとふところが痛いですよね……。

そこで、この箱が自作出来ないか、大きさを調べてみることにしました。

 

パッケージ:縦750mm 横410mm 厚60mm

組み立てた状態の全長:縦970mm 横700mm 奥行700mm

タグ:縦360mm 横225mm ひも長さ1000mm

 

箱の大きさの三辺の合計は組み立てた状態で2370㎜。ということは230サイズ以上。写真で見る限り、けっこうゆとりがあるので、大体200サイズ以上のダンボール箱なら、『人が入るダンボール箱』を作れそうです。

人が入れるような大きさのダンボール箱なら、広げても筒状にしても、ダイナミックな遊び方ができそうですよね!

というわけで、200サイズ以上を『特大サイズのダンボール』と任命!

さっそく探してみることに。

〇200サイズ以上のダンボール箱を探して

ダンボール箱が売られている店舗は大きく3つあります。

 

  • 100円ショップ
  • ホームセンター
  • 通販

 

結論から先に言うと、100円ショップにもホームセンターにも200サイズ以上のダンボール箱はありませんでした。

近年のフリマアプリブームを受けて、100円ショップも可愛らしい緩衝材を大々的に売るようになり、ダンボール箱も置かれるようになったのですが、A4サイズ、B5サイズなど、小物向けとなっています。

また、ホームセンターは大手のオンラインショップを確認したところ、最大サイズは以下のとおりでした。

 

カインズホーム……160サイズ

DCMオンライン……440×320×236mm(100サイズ)

コメリドットコム……600×450×400mm(150サイズ)

ロイヤルホームセンター……740×440×330mm(160サイズ)

ナフコ……特大サイズ(サイズ表記なし)

コーナン……576×378×500mm(150サイズ)

 

郵便局で売られている『特大サイズ』のダンボール箱が縦345mm×横445mm×高さ340mmで、120サイズ相当なので、ホームセンターで売っているダンボールも十分に大きいサイズなのですが、『人が入るサイズ』となるとちょっと物足りないかな……という感じです。

 

最後は通販。大手通販サイト・楽天やAmazonにはダンボール会社が直接出店していることもあり、膨大な数のダンボール商品が集まっています。

ここから特大サイズを検索すると、『200サイズ』までのダンボール箱を見つけることができました。

以下、楽天で見つけた200サイズのダンボール箱たちをご紹介します。

 

・ダンボール (段ボール) 超大型 200サイズ 1枚 引越し・配送 大きいサイズ【EMS非対応】ダンボール 段ボール ダンボール箱 段ボール箱 引越し 引っ越し 送料無料【法人 学校 ショップ名記載必須】【EMS非対応】

https://item.rakuten.co.jp/boxbank/fd11-0000/?iasid=07rpp_10095___e0-k2a5qvij-nu-b6f342ca-9f62-42a8-9400-9e8348a2ddbb

価格  2,340円 (税込)

 

レビュー平均評価★4.18

『大型のプリンターを宅配で送ろうとしたところ、宅配業者では該当サイズのダンボール箱が手配できず、購入することに。

結局ちょうどよいサイズが見つからなかったため、こちらを選びました。

高さが余分だったので切って調整したのですが、薄い割りにしっかりしていたので、けっこう大変でした。

頑丈なよいダンボールだと思います』

 

『ビッグサイズのダンボールです。人が入れるくらいの大きさです。デザインモデルの配送用に準備しました。少し高さが余りましたが、梱包材を入れて無事搬出終了です。店舗に売っていませんので、こちらで購入しました』

 

購入した方は皆さん「大きい」「人が入れる」とその大きさにびっくりしていました。

このダンボール商品は厚さが8㎜もあるので、かなりしっかりした作りになっています(スーパーにある標準的なダンボール箱は厚さが5㎜です)。

一個から購入することができるので、イベント用に一個だけ欲しいという方にもおすすめです。

ちなみに、この商品の三個セットもあり、以下のリンクから購入することができます。

https://item.rakuten.co.jp/boxbank/fd11-0001/?iasid=07rpp_10095___e3-k2bsf5j9-1iek-1416cae8-34f0-4f61-80b2-395a1b257bc8

『ダンボール 段ボール 超大型 200サイズ 3枚セット 【EMS非対応】ダンボール 段ボール ダンボール箱 段ボール箱 引越し 引っ越し 送料無料【法人 学校 ショップ名記載必須】【EMS非対応】』

価格 5,973円 (税込)

 

1枚のみの価格が2,340円なので、3枚購入すれば7,020円。1000円以上もお得に購入することができます。夢のダンボールハウスを作るなら、3枚セットで購入するのもアリですね!

〇Amazonでは210サイズも発見!

さらに調べていくと、Amazonで210サイズのダンボール箱を発見しました!

 

【0050】 超特大ダンボール 5箱 (210サイズ 内寸740×570×700)

価格: 6,108円

 

商品ページにはデスクチェアがすっぽり入った写真が掲載されています。

さすが210サイズ。人だけではなく椅子も入るみたい。

残念ながらこちらの商品にはレビューはありませんでしたが、素材がWFとなっていたので、Wフルート、つまり一般的なスーパーで見かけるダンボール箱をダブルに貼り合わせたような厚さなのでかなりしっかりしているダンボールと分かります。

〇オーダーメイドで特大ダンボールの購入も◎

市販のサイズは200サイズが最も大きいサイズでしたが、オーダーメイドで購入する場合、さらに大きなダンボールを作ることができそうです。

オーダーメイドというと、専門家を相手にあれこれと指示しなければいけないので怖い……と思われるかもしれませんが、こちらが「こんなダンボールにしたいな」とダンボールの出来上がりをイメージできれば、簡単に作ることが可能です!

 

まずは外寸と内寸を知ろう

 

ダンボールのオーダーメイドのページを見に行くと『外寸』と『内寸』を指定する箇所を見つけました。

内寸とは箱の内側の寸法のこと。外寸とは箱の外側の寸法です。オーダーメイドでダンボール箱を作成する場合は、箱に入れたい商品のサイズに5㎜~10㎜程度の余裕を持たせて内寸サイズを指定しましょう。

内寸と外寸の差は、ダンボール箱の厚さ(フルートと呼びます)によって異なります。

外寸とは、ダンボール箱の接合部分をはがし、開いた状態のサイズをいいます。できあがったものを外側から測ったものは外形寸法といいます。

 

例:

内寸 → 外寸

BF(厚さ3mm)なら : 長さ+3mm、幅+3mm、深さ+6mm

AF(厚さ5mm)なら : 長さ+6mm、幅+6mm、深さ+9mm

WF(厚さ8mm)なら : 長さ+9mm、幅+9mm、深さ+18mm

 

ダンボール会社さんのQ&Aによると、ダンボール箱を組み立てた後の外側から測った寸法は、外寸よりも3㎜~20㎜程度大きくなるそうです。郵送することを考えている場合は、運送会社の宅配サイズは外形寸法の3辺の合計サイズによって送料が決まるので、少し余裕をもたせて作ったほうがよさそうです。

 

次に色を決めよう

 

ダンボール箱というと、茶色と白を混ぜたようなあの色味を想像されるかと思うのですが、あれは『クラフト色』と呼ばれているそうです。ダンボールはパルプから作られているので、あの色味になるそうです。たしかに言われてみれば、木を感じさせる色合いですよね!

さて、オーダーメイドダンボール箱はもちろんクラフト色でもできるのですが、ほかの色味を指定することも可能です。真っ白にしたり、「こんなふうに印刷してほしい!」と絵や写真を持ち込めば、フルカラーで作ってもらうこともできちゃうんです。

真っ白にして、上からクレヨンで色を塗るのも楽しそうですし、最初から絵をダンボールに印刷すれば売り物のようなダンボール箱ができそうです。オーダーメイドならではの楽しみですね!

 

最後に厚さを決めよう

 

『ダンボール箱の厚み』を決めることができるのもオーダーメイドの楽しみのひとつです。あえてぺらっぺらにするのもよし。分厚く頑丈にするのもよし、です!

ダンボール箱の厚みはフルートと呼ばれており、以下のような種類があります。

 

Aフルート……約5㎜の厚さ。一般的なダンボール箱の厚みです。飲料水の運送や引っ越し業者が使うダンボール箱の厚みです。スーパーなどで山積みになっているダンボール箱なのでありがたみを感じにくいですが、実は『しっかりもの』なんです。

 

Bフルート……約3㎜の厚さ。軽いものや小型の宅配物に使用されています。

 

Cフルート……約4㎜の厚さ。中の段が密になっているので、厚さは薄いですが、強度があります。日本ではAフルートが主流ですが、海外ではこのCフルートが主流です。

 

Eフルート……約1.5㎜の厚さ。中のナミナミが細かく、段が目立たないのでギフトボックスに使われます。

 

Wフルート……約8㎜の厚さ。AフルートとBフルートを貼り合わせた構造です。主に海外発送の商品など、丈夫さが求められるものに使われます。

〇さいごに

以上、人が入れるようなダンボール箱を調べてみました。ダンボール箱は切ったり貼ったりすることもできるので、あえて160サイズのダンボール箱を10箱くらい買ってきてくっつけて特大ダンボール箱を作ってみるのも楽しそうです。ダンボールの楽しみ方は無限大!特大のダンボール箱でぜひ遊んでみてください!

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