子供は狭い場所が大好き!そこに風呂敷を広げて「私の家!」なんてやったりします。とはいえ、押し入れを家にしちゃうとお布団がぐちゃぐちゃにされそうですし、子供の目も悪くなっちゃいそう……。
だったら、もういっそのこと、子供だけの秘密の家をお部屋に作っちゃいませんか?
いま、大きなダンボール1個でできるダンボールハウスが流行り出しています。
今回は、いろんな方が作ったダンボールハウスをご紹介します。
ダンボールハウス作りにこれだけは欲しいもの
基本のダンボールハウスはドアと窓を付けるだけ!
可愛い屋根のダンボールハウスの作り方
兄弟がいる家庭ならダンボールハウスをつなげて秘密基地風にも
ダンボールハウスを購入するときに気を付けたいこと
ダンボールハウスは捨てる際も楽々
〇ダンボールハウス作りにこれだけは欲しいもの
ダンボールハウスを作るときの材料をまとめてみました。とくにダンボールは慎重に選びましょう。強度が低いぺらぺらのダンボールを使ってしまうと、ふにゃふにゃしたり、すぐに壊れてしまいます。
・180サイズのダンボール箱
【ワンポイントアドバイス】
ダンボール箱は最低でも180サイズ以上を使いましょう。楽天などの大手通販サイトで検索すると、180サイズ~200サイズのダンボール箱が見つかります。
(お子さんが小さい場合は160サイズでもかまいません。お子さんが入れるくらいのサイズにしましょう)
ダンボールハウスに使うダンボールは強度のあるものが良いので、強い衝撃に耐える『海外発送用』のものがおすすめです。海外発送用と書いていない場合でも、厚みが『WF』となっているものなら間違いないでしょう。Wフルートとはダブルのフルートのこと。Aフルートという、ダンボールの標準的な厚みのものとBフルートというAフルートよりちょっと薄めのダンボールを2つ貼り合わせたものなので、丈夫で分厚く、重さもあります。AフルートとBフルートを合わせて8mmになります。ここまで厚くなくとも最低でもAフルート(5㎜)のものを使うようにしましょう。これよりも薄いダンボール箱だと強度が不安です。
・カッター
・鉛筆
・布テープ
・ハサミ
・ボンド
・ガムテープ
このほか、ダンボールハウスを装飾するとき用に壁用や屋根用のリメイクシートがあると便利です。こちらは100円ショップで購入することができます。
〇基本のダンボールハウスはドアと窓を付けるだけ!
(参考元:https://ikujira.com/14256/)
1今回のダンボールハウスはダンボールを2個以上使います。まずは1つめのダンボールにドアを作りましょう。大きさの目安は『子供がしゃがんで入れる程度の大きさ』。ドアは開閉して使いたいので、一辺は切らないでくださいね。
2 2つのダンボールを並べて貼り付ける位置を決めます。小さいほうのダンボールの上下のフタ部分を布テープで留めます。2枚をしっかり固定するように留めるのがポイントです。
4 ダンボールは波目に沿って折れてしまうという弱点があるので、さきほど切り落とした入り口のダンボールを使って補強して弱点をカバーします。
折れてしまっている部分はダンボールを貼り合わせ、布テープでしっかり留めましょう。とくに折れやすい部分は、最初に作った入り口の部分です。補強用のダンボールと波目が同じ向きにならないように注意して貼りましょう。また、切り口などの部分は布テープで補強します。
ここまでがダンボールハウスの基本です。
ここに丸い窓や四角い窓など、形を工夫して窓を作ったりアレンジします。おすすめは『カウンター』。小さな子供はお店屋さんごっこが大好きなので、大きくて四角い穴(カウンター)を作ってあげましょう。カウンターから食べ物(実際はおままごとセットのおもちゃなど)を出してお客さんに出せば、あっという間にお店屋さんの出来上がりです!
〇可愛い屋根のダンボールハウスの作り方
もうひとつご紹介するダンボールハウスは部屋のインテリアにマッチする可愛いダンボールハウスです。白い塗料を塗ったり、100円ショップで購入できる木目調のシートを張ることで、ぐっと大人っぽく、部屋のインテリアを邪魔しないダンボールハウスが完成します。
(参考元:https://craftie.jp/style/article/12902)
1 まずはダンボールの底をしっかりとガムテープで補強します。
2ダンボールの上のフタの短い方を三角の屋根の形にカット。切った端材は屋根のパーツに使います。
3上蓋の長い面を三角の屋根に固定します。
4もう1面はカットしちゃいましょう。ダンボールハウスを完全に屋根で覆ってしまうと、ダンボールハウスの中が暗くなってしまうので、片方の屋根の部分はあえてカットします。
5 工程2でカットした端材をさらに半分に切ります。そして三角の角を丸く切って、合計8個作ります。これを屋根の瓦をイメージしながらボンドで貼っていきます。
6工程4で残していたダンボールを瓦屋根の上に乗せて、屋根のぱーつと同じようになるように波形にカット。これで屋根の完成です!
7 家ができたら、あとは好きな場所に窓や扉をつけます。扉を作るときには開け閉めできるように、全部切り取らずに長辺1辺を残すとよいでしょう。扉が開けやすいようにラップの芯などの筒状の厚紙をくっつけると、開け閉めがしやすくて子供も遊びやすいです。
〇兄弟がいる家庭ならダンボールハウスをつなげて秘密基地風にも
基本のダンボールハウスを2つ作り、中を行き来できるようにすれば大きな秘密基地が完成します。ダンボールハウスを何個もつなげて迷路みたいにしちゃうのも面白そうですね!
〇ダンボールハウスを購入するときに気を付けたいこと
ダンボールハウスを手作りするのは楽しいことです。子供の意見を聞いたり、可愛いシートを手にしたり、子供と会話も出来そうです。
一方人によって手作りするのが上手くない母親もいます。私自身も小さい時から物を作るのが苦手で、手作りしたものにボンドやのりがべとべとついてあまりきれいなものが出来ませんでした。
こういう工作が不得意な母親や、仕事をしていて時間を作れない母親におすすめするのが、プロが手作りダンボールハウスです。
といっても、プロが手作りしたものでも、商品のレビューを確認するとよくない意見を見かけることもあります。
プロが手作りしたものの中でよくない意見は以下の条件が整っていないからです。
★無地のダンボールは使用しておらず、見た目で子供が喜べるように工夫されている
★プレゼントのラッピングを丁寧に行ってくれる
★手作りするのに時間がかからない
★窓を開けることが出来る
★使っているダンボールが頑丈に出来ている
・無地のダンボールがよくないのはなぜ?
プロが手作りしたダンボールハウスの中には、ダンボールの色に着色をつけていなかったり白いダンボールのままのものが多い印象です。
『子供の創造力を生かしながら色塗りしたり絵が描けます。』と書いてあるものもありますが、本当にそうでしょうか。
一見ダンボールハウスに絵を描いているときは楽しいと感じることも多いですが、大人のようにアイデアや考えが詰まって色塗りしている子供は少ないのです。好きな感覚で色を塗った後は落書きのように見えてしまい、子供によってはダンボールハウスが面白くなくなってしまう子供もいます。「色を塗るところがなくなったからまた買って」とねだられても困ってしまいますよね。落書きだらけのダンボールハウスはごたごたした印象になってしまい、部屋の外観も損ねてしまいます。
せっかくダンボールハウスを購入するのなら、素人では真似できないような可愛い塗装が施されている家がおすすめです。
・ラッピングが得意な会社か見極める
ダンボールハウスを購入するとき、『自分用』と答える人はほとんどいないと思います。我が子へ。友人の子供へ。または親戚の子供へプレゼントするにあたり、ダンボールハウスがきれいにラッピングされているかどうかは重要なポイントです。
残念ながら、ダンボールハウスはラッピングまでしてくれる会社は少ないようです。「簡易包装で送ります」という会社が多く、中には追加料金でラッピングサービスを受ける会社もありますが、よくよくレビューを見ると不満を感じている人も多かったりします。
せっかく追加料金を支払ってラッピングサービスを頼んだのに、素人目に分かるほどずさんなラッピングで届いたらショックですよね……。
ラッピングというのは、中の商品をぐっと可愛らしくしてくれるものです。ステキなラッピングなら良い思い出にもなるでしょう。ですから、ダンボールハウスを購入する際は、ラッピングサービスにも力を入れている会社にお願いしましょう。
・組み立て時間は10分以内がベスト
木で作られたおままごとセットを作るときの平均時間は平均2時間から3時間と言われています。大人1人で作るのは難しく、工作が得意な大人の男性でも1時間半はかかるそうです。
そう考えると、組み立て時間が30分のダンボールハウスはまだ組みたてが優しそうな気がしますが、皆さんは組み立て時間が30分もあるものを組みたてる自信がありますか……?
ダンボールハウスのレビューを確認してみると『手先が上手くないとしっかり組み立てることが出来ません』というコメントもありました。必死で手作りしているうちに部品を壊してしまった方もおり、工作に慣れていない方はできるだけシンプルな作りのダンボールハウスを購入されることをおすすめします。中には10分以内で組み立てられるダンボールハウスもあるので要チェックです。
・窓が開けることが出来るものがいい理由とは
ダンボールハウスの中は電気がついていないので、中が暗く、見えにくくなっています。子供が安全に利用するためには、窓が開けることが出来るものがよいでしょう。
さらに、窓が開けられるダンボールハウスなら、遠いところから子供がダンボールハウスで遊んでいる様子を見ることが出来るので安心です。
・使用しているダンボールは頑丈かどうか
ダンボールハウスは、3歳から5歳のお子さんが使います。そのため、ちょっと乱暴に遊ぶことも多いでしょう。その際、ぐらぐらしたり破けないよう、きちんと厚みのあるダンボールハウスが望ましいです。
この条件をすべてそろえているダンボールハウス……。
星の数ほどあるダンボールハウスの中から見つけるのは難しいですが、この条件にぴったりハマるダンボールハウスがございます。
それが2020年に新しく立ち上げられたブランド――punnyのダンボールハウスです。
お姫様の女の子がいるようなダンボールハウス。パステルカラーが主体の、とてもかわいい世界観が広がる、このダンボールハウスは、見た目の可愛らしさだけではなく、使用勝手もとてもよいものとなっています。
もちろん、包装サービス(ラッピングサービス)もきちんと応えてくれますし、子供が激しく遊んでも壊れないダンボールを使用しています。
おしゃれなプレゼントとしての購入に最適。ぜひ、サイトの中にあるPunnyのダンボールハウスを確認して下さい。おとぎ話の主人公になりきることが出来るダンボールハウスが見つかります。
〇ダンボールハウスは捨てる際も楽々
ダンボールハウスは木製やプラスチック製のものと違い、捨てる際に楽々です。資源ゴミの日に畳んでポッとすればOKなんです。部品を繋ぐためにネジを使うこともないので、余計なゴミが出ないのが良いですね!また、子供が遊ばない日には畳んでしまっておくこともできるので、「大きいおもちゃはちょっと……」と迷われている方におすすめします!