製作時間1時間以内! 簡単ダンボールハウス

ダンボールのおもちゃ

子供を喜ばせるために、ダンボールハウスが欲しい。

けれど組み立て方が複雑なものは、できればパスしたい。

組み立て方の説明書を読んでも、分かりづらくてイライラする。

そんな、子供はかわいいけれど、めんどくさがりでちょっぴり短気な親は、きっと私だけではないはずです。

今回は、私と同じ気質を持つずぼら同盟の皆様に、簡単に作れるダンボールハウスについて、あれこれご紹介していこうと思います。

もし気が向いたら、お試しくださいね!

 

【目次】
既製品のダンボールハウス、簡単に作れるかどうかを見抜くポイント
ダンボールハウスを簡単に手作りしてみよう!

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【既製品のダンボールハウス、簡単に作れるかどうかを見抜くポイント】

大手ネットショッピングサイトでダンボールハウスを探すと、けっこうな数の商品がヒットします。

あっちも素敵、こっちもかわいい……と目移りしてしまいますが、我々ずぼら同盟にとって大事なことは、いかに簡単に組み立てられるかが最重要だと思われます。

そのため、見てくれ以前に、もっとチェックすべきポイントがあるのです。

それは────「くり抜く」パーツがいかに少ないか、です!

 

どのダンボールハウスも、だいたいドアやら窓やらは切れ込みが入れられた状態になっています。

しかし中には、窓のガラスを模した部分をミシン目を頼りにくり抜かなければならなかったり、壁や天井に、採光と装飾のためのくり抜き部分があったりします。

格子状のくり抜きなんかがあると、もうめんどくさくてテンションは爆下げです。

 

そもそもの話、我々ずぼら同盟は、「ミシン目に沿ってくり抜く」という作業がちょっぴり苦手です。

なぜならば、ワイルドだから。

「破れないように、慎重に丁寧に時間をかけて」プチンプチン

……なんて、チマチマとやっていられません。

一気に手間なく素早く簡単に終わらせたいので、

「よし、穴開けりゃいいんだな! どりゃ~っ‼︎」バリィィィィッ(破)‼︎

となってしまいがちです。

なんてワイルドなのでしょう。

 

話は戻って……簡単に作れるダンボールハウスかどうかを見抜くには、もうひとつチェックすべきポイントがあります。

どれだけ直方体に近い形をしているかです。

三角屋根はまぁ、いいとしましょう。

お城の形、ロケットの形、動物の形……おしゃれだったり面白い形だったりすればするほど、工程が複雑で、簡単には組み立てられません。

 

直方体に近い形をしていても、ご丁寧に煙突やらポストやらカウンターやらが付属しているダンボールハウスなどもあります。

そういった付属品のだいたいが、細かい組み立て作業を必要とするものです。

残念ながら、ずぼら同盟に不向きな製品ですね。

 

簡単に組み立てられるダンボールハウスをご希望の方は、以上のポイントをチェックしてから購入するようにしましょう。

 

ちなみに、ずぼら同盟の同志におすすめのダンボールハウスがひとつあります。

それは、当サイトで取り扱っている「ユニコーンハウス」です。

ユニコーンハウスはなんといっても、組み立てが超簡単!

10分もあれば完成してしまいます。

何やら装飾品がついていたりして、一見めんどくさそうに感じるかもしれませんが、筐体そのものに子供が貼ったり乗せたりしているだけなので、組み立てに影響はありません。

かわいらしい外観と簡単組み立てという、いいとこ取りのダンボールハウス「ユニコーンハウス」。

ぜひぜひ、選択肢のひとつに入れてやってください!

 

【ダンボールハウスを簡単に手作りしてみよう!】

手作りと聞いただけで、ちょっとだけ物憂い気持ちになってしまいますが、ここはかわいい我が子のためにあえてチャレンジしてみるのも、悪くないでしょう。

 

ネットでダンボールハウスの作り方を調べてみると、「誰でも簡単!」などとうたっているHow toブログがたくさん出てきます。

けれど、ずぼらトップランナーの私からしてみれば、どれもこれも面倒でした。

そのためこちらのコーナーでは、私が考えた超簡単手作りダンボールハウスをご紹介していきます。

一応、手順も書いておきますが、パッと見てすぐに理解できる完成図もつけておきます。

よろしければ製作のご参考になさってください。

《でっかいダンボールが1個あればできる、シンプル簡単ダンボールハウス》

 

用意する物……でっかいダンボール箱、カッターナイフ、布テープ(またはガムテープ)

 

① ダンボールハウスの天井になる部分のフラップ(折れ目のついている4辺)を、布テープでとめて閉じておきます。

 

② 反対側のフラップをのばし、切れ目同士を布テープでとめます。合計4ヶ所。

 

③ 入り口となる部分を決めて、カッターナイフで切ります。

入り口は2辺だけ切って開閉式のドアにしても、3辺切り取ってフルオープンにしてもOKです。

 

こちらの簡単ダンボールハウスを作る場合、できるだけ大きなダンボール箱を用意してください。

タダで手に入れたい方は、家電量販店に電話で確認して、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電の空き箱を譲ってもらうといいですよ!

 

冷蔵庫や洗濯機サイズのダンボールを購入したいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ネットで探した限りでは、見つかりませんでした。

お好きなサイズのダンボール箱をオーダーメイドできる販売サイトもありましたが、けっこうなお値段になってしまいますので、ご注意ください。

 

ちなみに、簡単に手に入りそうなダンボールの中でも大型の部類に入るトイレットペーパーの空き箱は、大きさが足りないため、おすすめできません。

我が家にあったトイレットペーパーの空き箱のサイズを実際に測ってみたところ、幅64cm × 奥行き45cm × 高さ38cmでした。

片方のフラップの長さ32cmを合わせても、高さ70cmにしかなりません。

かなり天井の低いダンボールハウスになってしまいますね……。

 

どんなに頑張ってもトイレットペーパーの空き箱サイズのダンボールしか用意できない! という方も、ご安心ください。

そんなあなたのための簡単ダンボールハウスを、次でご紹介します。

そのままスクロールしていってください!

 

 

《大きめダンボール2箱を連結、簡単ダンボールハウス》

用意する物……大きめのダンボール箱×2、カッターナイフ、布テープ(またはガムテープ)

 

① ここは、上記のでっかいダンボール1個を使用する、シンプル簡単ダンボールハウス編の作り方と同じです。

ダンボール2つのうち片方のフラップを、布テープでとめて閉じましょう。

もう片方は、②の作業がスムーズにできるように、まだとめないでおいてください。

後に、とめていない方が床部分になります。

 

② 2つのダンボール箱のフラップ同士を重ねて、布テープでとめます。

裏(ダンボール箱の内側)、表、角、合計8ヶ所です。

 

③ 床となる部分のフラップを、布テープでとめて閉じます。

 

④ シンプル簡単ダンボールハウス編と同じく、入り口となる部分を決めて、カッターナイフで切ります。

入り口は2辺だけ切って開閉式のドアにしても、3辺切り取ってフルオープンにしてもOKです。

 

⑤ もうちょっと手を加えたい場合、採光のための穴や窓を切り抜いてみてもOK。

 

先述のトイレットペーパーのダンボール箱2つで作ると、高さ108cmとなるので、子供には充分な天井高です。

 

 

《簡単ダンボールハウス・ヘキサゴン型折りたたみ式》

用意するもの……ダンボール箱×2、カッターナイフ、布テープ(またはガムテープ)、木工用ボンド(またはグルーガン)

 

① 2枚のダンボール箱、それぞれの1辺をカッターナイフで切り、開き状態にします。

 

② 開いた端の面同士を、木工用ボンドまたはグルーガンで貼り合わせます。

切り口に布テープまたはガムテープを貼ります。

この段階で、1枚の横長のダンボールになります。

 

③ 反対側の開いた面同士を、②と同じように貼り合わせます。

この段階で、上から見たらヘキサゴン(六角形)になります。

 

④ フラップ同士を布テープでとめます。上と下、合計8ヶ所。

 

⑤ 入り口となる部分を決めて、カッターナイフで切ります。

強度を考えると、2枚貼り合わせた面のすぐ隣の面につくるのがベターです。

入り口は2辺だけ切って開閉式のドアにしても、3辺切り取ってフルオープンにしてもOKです。

 

こちらは床と天井のない、サークルタイプのダンボールハウスです。

そのため、簡単に折りたたむことができます。

頻繁に出し入れするご家庭で、便利に使えること間違いなしです。

 

幅と奥行きが同じ、正方形タイプのダンボールを使うと、綺麗なヘキサゴンになります。

おすすめのダンボールはこちら↓

・160サイズダンボール(正方形)3枚セット

サイズは幅53cm × 奥行き53cm × 高さ46cm。

両側のフラップを伸ばした状態で作るので、ダンボールハウスの高さは99cmになります。

少し心もとない高さではありますが、天井が開いているので、圧迫感はないでしょう。

3枚セットの1枚余った分で、屋根を作ってあげてもいいかもしれません。

簡単な屋根の作り方もご紹介しておきます。

 

 

☆オプション・屋根の作り方☆

 

① ダンボールの1面を切り離します。切り離した部分は資材に使いません。

 

② 折りたたんだ時を想定して、真ん中に折り線を入れておきます。

切り離した部分を定規代わりにして、刃を出していないカッターナイフや、刃を閉じてあるハサミ等で、ガイドラインのクセをつけましょう。

 

③ ①とダンボールハウス本体を、布テープでくっつけます。

 

この屋根はセミオープンなので、光も空気も入ります。

屋根なしよりもプライベート感が強くなりますので、子供の満足感UP間違いなしです。

 

 

【固定概念にとらわれなければ、いろいろなものが簡単にダンボールハウスに変身できる!】

ダンボールハウスをイメージしてみてください。

ほとんどの方の頭に浮かんでくるのは、四方をボール紙の壁で囲まれ、屋根のついているダンボールハウスの映像ではないでしょうか。

大人にとっては常識と等しいかもしれませんが、子供の想像力はそれをはるかに上回ります。

例えば、ダイニングテーブルの下3面をダンボールで囲むだけで、それは立派なダンボールハウスになります。

カラーボックス2つに渡すように、ダンボールをポンと乗せるだけで、ダンボールハウスに変身します。

 

このように、家にある家具+ダンボールだけで、子供は容易に想像力を働かせて、ダンボールハウスに見立てることができるのです。

そのためもしかしたら、大人がきちっとしたダンボールハウスを用意してあげる必要もないのかもしれません。

きちっとしたダンボールハウスを購入、または製作する前のお試し段階として、家具+ダンボールのダンボールハウスで遊ばせてみるのも、ひとつの手かもしれませんね。

または、ダンボールハウスを置くスペースがなかったりする場合には、充分に代用できるアイディアだと思います。

【おわりに】

子供を喜ばせるためにダンボールハウスをプレゼントしてあげたいという親心は、大変素晴らしいものです。

しかし、その製作のために親の貴重な時間を削ってしまうのは、ちょっともったいない感じもします。

その分の時間があれば、家事を済ませたり、子供と遊んだり、はたまたちょっとお茶を飲んで一息ついたりもできます。

頑張り過ぎずに、手を抜けるところは手を抜いた方が、親子お互いのためになったりもします。

なので思い切って、ダンボールハウス製作は手を抜いてしまいましょう!

 

ユニコーンハウスのような、完璧なダンボールハウスならば、子供が大喜びすることうけあいですが、多少アラのある簡単手作りダンボールハウスでも、きっと喜んでくれます。

子供にとって大事なのは、「自分だけのプライベート遊び空間を持てること」なので、実は見てくれは二の次だったりします。

どんなダンボールハウスであれ、子供が想像力を自由に働かせて、楽しく遊んでくれるのが一番です。

「作るのが大変そうだ……」と身構えず、ダンボールハウスを気軽に生活に取り入れましょう!

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