ダンボールハウスは知育にぴったりなおもちゃです。
大きな仕掛けがあるわけでもなく、ゲームのように勝ち負けがあるわけではないからこそ、子供たちはダンボールハウスを色々なものに見立てて、自由に空想することができます。
お店屋さんごっこを通じて、数字の数え方や簡単な算数を身に付けたり、ママの真似をすることで家事に興味を持ったり、お友達と家族ごっこをすることで社会性や思いやりを育んだり……。
子供だけで夢中になって遊んでくれるので、ママやパパは空いた時間に自分の時間を持つことができます。「あそんでー!!」と毎回ねだられて毎日へとへとになってしまう……というママにこそ、お子さんにダンボールハウスをプレゼントすることをおすすめします!
とはいえ、子供たちに『このおうちで遊びたい』と思ってもらえないと、ダンボールハウスをあげても、なかなか遊んでもらえない……という悲しい現実が待っています。とくにおしゃれな女の子は、ダンボールハウスも可愛いものでないと、「なんかダサい」とぷいっとそっぽを向いてしまうのです。
そこで今回は、子供が喜ぶ、おしゃれ・可愛いダンボールハウスの作り方をご紹介します。ダンボールハウスはむき出しのダンボールのままではおしゃれとはほど遠い存在ですが、ちょっとした工夫で子供がおおはしゃぎする夢のおうちができますよ!
【目次】
おしゃれなダンボールハウスを作るコツ
可愛いフリーイラストサイト
おしゃれな子にプレゼントするなら、punnyのダンボールハウス
〇おしゃれなダンボールハウスを作るコツ
『おしゃれ ダンボールハウス』で検索すると、さまざまな画像が出てきます。真っ白に塗装された壁にウッド風の屋根。シンプルで洗練された北欧風の外観が人気です。これらは実際にありそうなおうちのデザインですよね。オシャレなインテリア雑誌に出てきそうなデザインです。
しかし、この北欧風のおしゃれなダンボールハウスを子供に見せたときに、どんな反応が返ってくるでしょうか。「洗練されていて都会的だね!」とか「シンプルで飽きがこないね!」とか「家のインテリアにもなじむね!」というのは……子供の声ではなく、ママの心の声ではないですか?
そう、私たちは知らず知らずのうちに、『部屋のインテリアを邪魔しない』おしゃれなダンボールハウスを大人の目線で選びがちなのです。
子供が夢中になるダンボールハウスを作る際は、『部屋のインテリアになじむ』ということを一旦置いて、子供がどんなものが喜ぶかを考えてみてください。
子供が好きなキャラクターやキラキラのシールなど、子供が好きな色味やものを思い浮かべます。
小さな女の子は、可愛いものが好きです。リボンやドーナツ、キャンディー、星、雲、ハート、ペガサスなどのモチーフ、ピンクや薄水色などのふわふわした色味、それらをダンボールハウスに取り入れましょう。
例えば、こちらの動画をご覧ください。
この動画はユーチューバーキッズの『まゆちゃんねる』さんのものです。
ダンボールハウスの表面はピンクで塗装され、マカロンの絵が描かれています。入り口にはケーキのイラスト、見ているだけでわくわくしますよね。
ダンボールに星形の穴を開けることで、外から見たときに景色が星の形に見えるのも楽しそうです。
作り方は、まず真っ白なダンボールにピンク色のペンキを塗り、上からケーキやマカロンの紙を貼っていきます。イラストが苦手な方は、ネット上でモチーフのイラストを見つけ、印刷してもよさそう。
動画内では、子供に好きに紙(ケーキなどのお菓子の厚紙)を貼らせていました。こうして、子供に手伝ってもらうことで「子ども好みのダンボールハウス」をつくることができますね。
〇可愛いフリーイラストサイト
ダンボールハウスを彩る、可愛いフリーイラストサイトをご紹介します。
無料イラスト【わんパグ】http://www.wanpug.com/
こちらのサイトは、可愛い動物や季節のイラストが載っているフリー素材サイトです。
蝶々やチューリップ、うさぎ、キリン、ゾウ、パンダなど、子供たちが喜びそうな可愛いイラストがたくさん載っています。このようなイラストをダウンロードして、大きく引き伸ばして厚紙に印刷すれば、あっという間に、ダンボールハウスを彩るデコレーション素材の出来上がり!
真っ白なダンボールハウスを購入し、ペンキで好きな色に着色し(お子さんの好きな色に塗ってあげましょう。緑や青といった派手な色の場合は、水色や薄緑色など、ちょっとマイルドな色味にするとイラストとケンカしない可愛いおうちになります。
【可愛いダンボールハウスの作り方・おさらい】
- 大きな真っ白のダンボールを購入します。
子供が入る大きさなので、できれば160サイズ以上のものがよいでしょう。楽天やAmazonでは見つけることができませんでしたが、ダンボール会社の通販サイトで購入することができます。茶色ではなく、あえて白を選ぶことで、塗装の際にとてもきれいに塗ることができます。
また、ダンボールを購入するときには、大きさだけではなく、ダンボールの厚みも必ずチェックしましょう。ダンボールの厚みはすべて同じものだと思っている方もいらっしゃるようですが、ダンボールの厚みというのは、実は何種類もございます。薄いものから極厚のものまであるので、厚さを確認せずに購入すると、手元に届いた時に「どうしてこんなに薄いの!?」とびっくりしてしまうことになってしまいます。
皆さんが「一般的」と思っているダンボールは、Aフルートというもので、5㎜の厚さのものです。このダンボールは運送で幅広く使われており、日本のダンボールのスタンダードな厚さとなっています。しかし、アメリカやヨーロッパでは、厚さ4㎜のCフルートという、ちょっと薄いサイズのダンボールが主流です。厚さは1㎜薄いものの、段の数がAフルートよりも多いので、強度はほとんど変わりませんが、お子様が遊ぶ際には厚さがあったほうが万が一ぶつけたときにクッションになるのでおすすめです。この材質をチェックするためには、通販サイトでは材質のところをチェックします。AFと書かれていれば、それはAフルートです。
ちなみに、最も厚いのは『WF』(Wフルートの意味)というもので、AフルートとBフルート(Aフルートよりちょっと薄めのダンボール)を2つ貼り合わせたものです。丈夫で分厚く、重さもあるので『海外運搬用』のダンボール箱に使われることが多い材質です。
- ダンボールハウスを作ります(参考サイト:Craftie Style)
【準備するもの】
・ボンド
・カッター
・ハサミ
・ガムテープ
1 ダンボールの底をガムテープで開かないように固定します
2 ダンボールの上蓋の短い面を、三角屋根の形にカットします。三角に切ったダンボールは屋根のパーツにまた使うのでとっておきましょう。
3 上の蓋の長い面の1面を、屋根に固定します。
4 ダンボールハウスは完全にふたをしてしまうと真っ暗になってしまうので、もう一面はカットします。こちらのカットしたダンボールもあとで使います。
5 とっておいた三角の端材を、さらに半分に切って三角にしたら、三角の角を丸く切り、端材を8個つくります。これを屋根のパーツとして、3の長い面にはりつけていきます。4個2列にしましょう。瓦屋根のようになってきました。ボンドで補強するとグッドです。
6 工程4で残しておいたダンボールをイラストのように乗せて、屋根パーツになじませるように波形にカットします。
7 屋根が完成したら、ダンボールハウスの好きな場所に扉や窓の線を引いてカットしましょう。ドアや窓の長辺1辺を残すと、扉のように開け閉めできます。
- ペンキで色を塗ります
子供に好きな色を聞いて、その色をダンボールに塗っていきます。
おすすめはパステルカラー。原色を塗ってしまうと、主張が強くなりすぎて、可愛いイラストが負けてしまう恐れがあります。その点、パステルカラーは優しい色味なので、可愛いイラストを引き立ててくれるでしょう。
ウレタン塗料【1kg】パステルカラー1 中彩色 選べる11色 DIY 建物 木 鉄 塗装 赤 青 黄色 緑 ペンキ 日塗工
価格 3,600円(税込み)
- イラスト素材をダウンロード&印刷します
先ほど紹介した『無料イラスト【わんパグ】』さんなど、フリーイラストサイトから、好きなイラストをダウンロードしましょう。そして、厚紙に大きく印刷します。
ある程度、厚みのある紙でないと後ろが透けてしまうので、厚みのある紙が良いでしょう。
楽天市場トップ > みんなのレビュー・口コミ > 上質紙 90k 約B5 100枚 あす楽 印刷用紙 B5…のレビュー・口コミ
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レビュー評価★5.00
『コピー本を作るのに購入しました。厚くて高級感があります。紙色が品があるので心なしか絵もうまく見え(?)、読者から豪華だとお褒め頂きました。またお願いしたいです』
- 子供に手伝ってもらい、貼り付けます
最後に子供にお手伝いしてもらい、イラストをダンボールハウスに貼り付けます。この作業は子供が一生懸命手伝ってくれるでしょう。これで世界に1つだけのオリジナルダンボールハウスの完成です。『自分でイラストを選んで貼り付けた』ものですから、子供にとってもお気に入りのダンボールハウスになります!
〇おしゃれな子にプレゼントするなら、punnyのダンボールハウス
子供が喜ぶおしゃれな手作りダンボールハウスをご紹介しましたが、働いているママにとっては少々疲れてしまう作業かもしれません。また、手作りのダンボールハウスはなかなかプレゼントはしにくいもの。遠く離れた場所に住むお孫さんや、お友達の子供へのプレゼントとなると、うーん……となってしまいますよね。
そんなときにおすすめなのが、punnyのダンボールハウス。Punnyとは2020年に発足したダンボールグッズの新ブランドです。
『安価でおしゃれで実用的』――punnyのダンボールグッズは、ご家庭で気軽に遊べるダンボール商品となっています。木製やプラスチック製など、大型のおもちゃは捨てるときに分別や解体が大変ですが、punnyのダンボールグッズなら、素材はダンボールのみなので、資源ゴミとして出すことができます。
★punnyのダンボールハウスのポイント『夢かわいい外観』
ご覧のように、Punnyのダンボールハウスは女の子の「可愛い!」が詰まった外観です。
ダンボール全面に夢かわいいイラストが印刷されているので、『安っぽい』『ダンボールむき出し』という感じがなく、子供たちを夢の世界に連れて行ってくれます。おとぎばなしに出てくるようなおうち、お姫様のお城のようなイメージです。
★punnyのダンボールハウスのポイント『組み立て時間10分以内』
他ブランドのダンボールハウスは、平均組み立て時間が30分~1時間とかなり時間を要します。大人がウンウン頭をひねりながら組み立てるので、手間がかかります。
「組み立てに時間がかかって大変だった」「作っている間に部品が壊れてしまった」――そんなママやパパの意見を聞き、Punnyでは商品開発をする際、『組み立て時間をできるだけはやく・簡単にする』ということにこだわりました。
他ブランドの商品は『郵便受けや時計』など、細かなディティールをウリにしているものも多いのですが、punnyはあえてシンプルで可愛い外観を目指しました。子供が思わず「わあ!」と言ってしまう可愛いプリント。そして形はシンプルに。これにより、punnyのダンボールハウスはわずか10分で組み立てられるようになっています。お友達の子供にプレゼントする際や、お孫さんにプレゼントする際にも、「組み立てが簡単」というのは喜ばれるポイントになるでしょう。
★punnyのダンボールハウスのポイント『ラッピングも可愛い!』
punnyでは『大切な人に贈る』という場面を想像し、ラッピングサービスに力を入れています。実は、ダンボールハウスは自宅用に使われることが多いため、簡易包装で送られてくるのが一般的です。しかし、punnyは『お子さんの記憶に残るプレゼント』になるよう、ダンボールハウスの世界観につながるラッピングを施し、商品を発送しています。
〇まとめ
子供はおしゃれなもの、可愛いものに敏感です。「子供のモノだから……」と手を抜かず、子供がおおはしゃぎで「可愛い!」ととびつくようなダンボールハウスをプレゼントしたいですね!