その昔、私がまだ小さな子供だった頃、押し入れに秘密基地を作る計画をしたものです。
子供は狭い場所で遊ぶのが大好き。そしてごっこ遊びも大好き。押し入れに布団を突っ込み、中に人形やおままごとセットを突っ込み、中に入って遊んでいました。
なにも知らない祖母が押し入れを開けた瞬間、腰を抜かしそうになっていたっけ……。
あの頃は子供用のハウス=保育園にある超人気遊具という感じでしたが、現在はダンボールハウスが安価で購入できる時代です。
ダンボールハウスは子供にどんな影響を与えるのかをまとめてみました。
ダンボールハウスは知育に最適!
ダンボールハウスがおすすめな理由
手作りと既製品どっちがおすすめ?
手作りダンボールハウスに使えるアイテム
既製品はやっぱり違う?
ダンボールハウスで子供のテンションをアップさせよう
〇ダンボールハウスは知育に最適!
ゲームやおもちゃは「こんなふうに遊んでください」とおもちゃ会社やゲーム会社がスタートとゴールを設定しています。たしかにゲームも没頭できますが、子供が自由に想像捨てわくわくする余地はあまり残されていません。その点、ダンボールハウスはそれ自体はただの『家』。だからこそ、想像力を使った遊びができるんです。狭い空間とはいえ、そこは自分だけの世界。おもちゃやぬいぐるみを持ち込み、中でままごとをやったり、秘密基地として遊んだり、友だちを呼んで遊べば、人との付き合い方や思いやり、言葉の力も上達します。
〇ダンボールハウスがおすすめな理由
子供用のおうちはプラスチックや木製のものではなく、断然ダンボール製がおすすめです。
まず、プラスチックや木製のものは組み立てが大変です。また、家の中でぶつかってしまったときに怪我をしやすいので注意が必要です。
それだけではなく、ダンボールハウスの場合、簡単に畳むことができる上に処分も簡単です。
ダンボールハウスはお子さんが中に入って遊ぶものなので、かなりのビッグサイズ。木製やプラスチック製のものは、お子さんが夢中で遊んでいる時期はいいのですが、不要になってしまった時にゴミに出すのが大変です。その点、ダンボールハウスの場合は畳んで資源ゴミに出してしまえばOK。また、部品を繋ぐためにネジを使うこともないので、もしお子さんが転倒してぶつかってしまったときも、ダンボールのほうが凹むだけなので安全です。
〇手作りと既製品どっちがおすすめ?
ダンボールハウスは大きなダンボールさえあればできるので、手作りももちろんできます!
インターネットで『手作り ダンボールハウス』で検索すれば、いろんな方が工夫して作ったダンボールハウスを見ることができます。それらを参考に、ダンボールハウスづくりに挑戦してみるのも良いでしょう。
ダンボールハウスの基本的な作り方は以下のようになります。
【用意するもの】
・大きなダンボール(200サイズのものがおすすめ。大型の家具を買ったときなどのダンボールを再利用しましょう。ない場合は、楽天などのサイトやホームセンターで簡単に購入することが可能です)
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レビュー平均評価★3.92
『海外用で使いました。ちっともやぶれず頑丈です。また購入します』
【一言ポイント】
ダンボールハウスに使うダンボールは強度のあるものが良いので、強い衝撃に耐える『海外発送用』のものがおすすめです。海外発送用と書いていない場合でも、厚みが『WF』となっているものなら間違いないでしょう。Wフルートとはダブルのフルートのこと。Aフルートという、ダンボールの標準的な厚みのものとBフルートというAフルートよりちょっと薄めのダンボールを2つ貼り合わせたものなので、丈夫で分厚く、重さもあります。AフルートとBフルートを合わせて8mmになるものになるので、ダンボールを購入する際は厚みをチェックしましょう。
・ガムテープ
・カッターナイフ
・木工用ボンド
・定規
1ダンボールハウスの基本は『カット』です。以下のようにダンボールをカットしましょう。
2ドアの部分の点線になっている部分を切り、折れ線をつけます。ドアの下の部分はちょっと隙間を残すのがポイントです。ドアと床がこすれてしまうと、壊れやすいので、ちょっと浮かせて作るのが◎。ドアノブ部分は、細長いダンボールをロールしてボンドで貼るのがグッドです。ドアの部分ができたら、窓も切り抜きましょう。窓はデザインの面だけではなく、開いていることで外の明かりを中に取り込む役割があります。また、お母さんが外から子供の様子を確認するのにも役立ちます。
3箱の形を組み立てればあとちょっとで完成です。図のAの部分をガムテープで内側から貼り合わせて屋根の形を作ります。
〇手作りダンボールハウスに使えるアイテム
ダンボールむきだしのダンボールハウスはちょっと寂しいもの。100円ショップで購入できるアイテムやネットで購入できるアイテムを使ってダンボールハウスを可愛く飾りましょう。
★キラキラの紙でデコレーション!
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グリッターペーパー/シルバー【American Crafts】キラキラの厚紙 パーティー飾り付けに【DIY 厚紙 紙 ペーパー グリッター パーティー飾り silver 銀】 あす楽 リトルレモネード
アメリカで人気を誇るメジャーなクラフトメーカー American Crafts(アメリカンクラフト)の存在感があるグリッターペーパーです。好きな文字やカタチに切って飾り付ければ、ダンボールハウスも華やかに!
カッティングしやすい厚さの厚紙とキラキラと輝くデザインなので、キラキラ好きの女の子にぴったりです。
〇既製品はやっぱり違う?
ダンボールハウスは手作りのものがいいのか、それとも既製品が良いのか――。
『ダンボールハウス』で検索すると圧倒的に出てくるのが多いのは『手作り』です。たしかにダンボールはスーパーやドラッグストアでもらえば、無料で手に入れることができます。また、基本的にはダンボールハウスはカッターで切ってダンボールで貼るだけなので、手作りで作った方の中には「数百円でできました!」という人もおり、「なーんだ、手作りでいいじゃない」と思われる方も多いと思います。
実際、腕に自信があるママは工夫して、アレンジシートを貼ったり、白いペンキで塗装したりと素敵なダンボールハウスを完成させているようです。
しかし、忙しいママや工作に自信のないママには「こどもが喜ぶダンボールハウス」を作るのは意外と大変かもしれません。
というのも、ダンボールは木と違い、ダンボール感がむきだしなので、そのままガムテープと貼り付けただけだと、ちょっとぼろっとした印象になってしまいます。
大きなお子さんだと「友達に見せるのは恥ずかしい……」いやがるかもしれません。
工作にしっかり取り組みたいという方でなければ、思い切って素敵なダンボールハウスを購入してしまったほうが、耐久度もあって、子供が長年遊んでくれるのでおすすめです。
とはいえ、『素敵』なダンボールハウスを購入するためにはいくつかポイントがあります。売られているからと言って、すべてのダンボールハウスが使い勝手がよいとは限らないのです。
購入する際には以下のポイントをチェックしましょう。
★子供が思わずはしゃぐ外観
★プレゼント用の包装をしっかり行ってくれる
★組み立てに時間がかからない
★窓を開けられる
★使われているダンボールが丈夫
・無地のダンボールハウスよりもしっかりと色が付いたものを
現在販売されているダンボールハウスの多くが、『ダンボールの色そのまま』のものです。
『お子さんが自由な発想で色を塗ったり、絵を描けます!』というセールスポイントが書かれていますが、小さなお子さんではダンボールハウスにキレイに色塗りをするのは難しいでしょう。
赤や黄色のクレヨンでぐりぐり塗っている間は楽しいですが、ダンボールハウスの目的は『立体塗り絵』ではなく『家を楽しむ』こと。色塗りに飽きてしまったら、ダンボールハウスへの興味も薄れてしまいます。落書きだらけのダンボールハウスは部屋に置いておくのもインテリアに合いませんし、「可愛い家」という状態からはかけ離れてしまいます。ダンボールハウスを選ぶときには、テーマが決まっており、子供が見た瞬間に「うわー!素敵!」というものが理想です。
・プレゼント用にラッピングしてもらえるか
ダンボールハウスを購入した人の中にはラッピングに不満を持っている方も多く見かけました。
せっかく別料金を支払ってラッピングサービスを注文したのに、ぐちゃぐちゃの包装紙&リボンで届いたらがっかりしますよね……。残念ながら既製品といっても、会社によってはラッピングがめちゃくちゃなところもあるようです。
ダンボールハウスを自分(大人)用に買う人はほとんどいないと思います。自分の子供や友人の子供、親戚の子供へのプレゼントでしょう。
きれいにラッピングされたダンボールハウスならそれだけ子供の嬉しさも倍増しますし、思い出に残ります。「クリスマスプレゼントで一番嬉しかったのはダンボールハウスだった!」――そんなふうに思ってもらえるようなラッピングをしてもらえる会社を選びましょう。
・組み立ては10分以内が理想
ダンボールハウスの平均組み立て時間は30分以内といわれています。木製のおままごとセットの平均組み立て時間が2時間ほどなので、それと比べればかなり早い印象です。しかし、よく考えてみてください。『組み立てに30分』かかる商品を皆さんは組み立てたことがありますか……?
家電製品やパソコンでも組み立て時間は10分ほどでしょう。それでも私たちは取扱説明書を見ながら、ああでもないこうでもないと悩んで作っています。
組み立てに自信がないママや、分かりやすいものが良い方は、組み立て時間は10分以内のダンボールハウスを選びましょう。作っている最中に部品をなくしたり、ドアが壊れてしまった、という悲しいアクシデントを防げます。
・子供のためにも窓は開けられるものを
ダンボールの中を想像していただければわかると思いますが、箱の中は暗いですよね。ダンボールハウスの中も電灯をつけない場合は、外からの明かりを取り込む必要があります。
ダンボールハウスを購入する際は天井の1部が空いているものや、窓があるものがよいでしょう。
窓が開くダンボールハウスであれば、お子さんが遊んでいる様子を遠くからでも確認することができるので、ママにとっても安心です。
・丈夫なダンボールかどうかをチェック
ダンボールハウスのレビューを見ると、まれに「ダンボールが普通のダンボールと変わらない」というものを見かけます。想像よりも使われているダンボールが薄かった……ということでしょう。
ダンボールハウスは3~5歳の遊び盛りの子供が使うものなので、しっかりと強度のあるものが理想です。使われているダンボールの厚さは5㎜以上のものを選ぶのが良いです。ダンボールの厚みが明記されていない場合は、カスタマーセンターに連絡しましょう。
2020年にpunnyというブランドが発足しました。
女の子がお姫様になれるダンボールハウスです。こちらの画像をご覧ください。
こちらのダンボールハウスは可愛いだけではなく、上記にあげた点をすべてクリアしています。
・丈夫
・外観がかわいい
・組み立てが10分以内
・プレゼント用のラッピングに力を入れている
・窓が開く
これらの外せないポイントを抑えつつ、見た目はパステルカラーを基調としたダンボールハウスで、夢かわいい世界観が広がります。
おしゃれなギフトとしての購入にもよさそうですし、我が子へのプレゼントもおすすめです。ぜひ、サイト内のpunnyのダンボールハウスをご覧ください。
〇ダンボールハウスで子供のテンションをアップさせよう
ダンボールハウスには子供の夢が詰まっています。子供が喜ぶ姿は見ていて本当に癒されますよね。
「今日はおうち(ダンボールハウス)でなにしてたのー?」
「ひみつ!」
そんな会話も楽しいもの。ダンボールハウスの中で子供をのびのびと想像力豊かな子供に育ててあげましょう。