ダンボールに描かれたオリジナルデザイン。
そこにデザインが加わることによって、ダンボールはただの梱包材ではなくなります。
中に入るモノを引き立て、その商品をよりステキに見せる魔法をかけることができるのです。
「でも、ダンボールの印刷ってなんとなく敷居が高い……」
そう感じている方に、今回はオンリーワンのダンボールを制作するための印刷ガイドをお届けします!
ダンボールへの印刷方法の特徴&コスト
ダンボール印刷に関する素朴な疑問
自分でダンボールに印刷してみることもできる!
まとめ
樹脂やゴム製の版をつくり、ハンコのように印刷するフレキソ印刷、厚紙に一度印刷してから合紙してダンボールにするオフセット印刷、直接ダンボールに霧状にインクを噴射するインクジェット印刷、金型を熱して箔フィルムに熱圧着させて転写する箔押し印刷。
ひとえに『ダンボールに印刷』といっても、その種類は多種多様です。用途にあった印刷方法を見ていきましょう。
・フレキソ印刷
フレキソ印刷(簡単印刷)は、樹脂やゴムでできた『版』をつくり、ハンコのように印刷する印刷方法のこと。極薄のダンボールにも印刷することができ、ダンボール印刷の中では一般的な方法です。
版には樹脂版と手彫版があり、樹脂版のほうがよく使われます。バーコードなどの細かい印刷も樹脂版なら、きっちり印刷することができますし、一色で塗るだけではなく、網点によって濃淡を表現することも可能です。
もうひとつの手彫版は、職人さんがゴムに手で彫る版のこと。最近ではなかなか見かけなくなりましたが、簡単なイラストをお願いするなら、こちらのほうがお得に作ることができることも。版を作るためには、印版代(ゴム樹脂で作ったハンコ)がかかるので、じっくり吟味したいですね!
ちなみに、版は1度作成すれば、経年による劣化で樹脂が割れるまで再利用が可能です。最近の樹脂は昔に比べると高品質になっているので、約5年~10年使うことができます(差があるのは使用頻度によるためです)。
ただし、保管期限を決めている印刷会社さんも多いので(平均2年ほど)、長く使いたい場合は会社さんに相談してみましょう。
フレキソ印刷の特徴
・短い納期、低価格で簡単に印刷できる
・少部数から数千個まで対応可能
・オフセット印刷
フルカラーのキレイなダンボールはオフセット印刷で作られます。中身の保護だけじゃなく、商品の広告に使いたいという場合にピッタリの印刷方法です。
オフセット印刷は、一度厚紙に印刷したあと、その厚紙と片面ダンボールを貼り合わせます。
オフセット印刷の特徴
・フルカラーの美しいデザインが可能
・繊細な印刷も思いのままにできる
・少部数には向かない。500~が目安
・インクジェット印刷
インクジェット印刷はデジタルデータを使ってダンボールに印刷する方法のこと。プリンターのヘッドからインクを霧状に吹き付けたあと、UVランプで紫外線を照射し、硬化させます。フレキソ印刷のように版代が必要ないので少部数の箱制作にぴったりです。
インクジェット印刷の特徴
・1枚ずつセットするので大量印刷には向かない
・小ロットの制作にぴったり
・写真印刷が得意
・箔押し印刷
金属で作られた凸版を熱して、金や銀などのカラーを圧着させて転写する印刷方法のこと。
黒や白、金、銀、ホログラムなどのメタリックなカラーが印刷できます。
独特の凹凸や、光沢のあるメタリックカラーは、会社のロゴなどを入れるととてもかっこ良いです!
大きな面積を印刷することはできないので、ワンポイントの印刷に適しています。
箔押し印刷の特徴
・比較的安価で出来る(ただし、面積が広いと高額になる)
・熱圧着を用いるので、溶剤等を使用しない。
・大きな面積の印刷は不可能
・ダンボールへ箔押しすると、印刷面のスジが目立つことも
・シルク印刷
シルク印刷とは、大小の穴が空いた版に、ヘラ(ステージと呼ぶ)でインクを伸ばし入れる方法のこと。その昔、版がシルクで作られていたので、今でもシルク印刷と呼ばれています。
シルク印刷は隙間なくインクで面を塗りつぶす印刷が得意です。インクでキレイに面を塗ると、印刷面にツヤがでて美しいです。
また、インクを厚く塗布するの太陽光や風雨の影響で退色しにくいという特徴も持っています。
シルク印刷を使えば、ゴールドやシルバーなどのメタリックな色味もキレイに表現できます。
ただ、シルク印刷は細やかさに欠ける点と、版が高く、コストが高くなってしまうのが弱点です。
シルク印刷の特徴
・厚く塗るのが得意
・メタリックな色味もキレイに表現できる
・値段が高め
以上が現在ダンボール印刷に使用されている主要な印刷方法です。
写真のような表現をしたい、という場合はオフセット印刷(少部数の場合はインクジェット印刷)がおすすめですが、どのくらい印刷したいのかによって、ざっくりと以下の印刷方法に分かれています。
1~500箱……インクジェット印刷
100~数千箱……フレキソ印刷
500~数万箱……オフセット印刷
・2色使うんだけど、フルカラー印刷じゃないといけない?
いざ、ダンボールに印刷しよう! と思ったら、そのデザイン画単色印刷で済むのか、フルカラー印刷しなければならないのかチェックしましょう。
ロゴや社名など、1色~2色で済む場合は、単色印刷が対応可能です。
逆に写真のようなカラフルなものを印刷したい場合はフルカラー印刷が良いでしょう。
ダンボールへの印刷は、網点によって濃淡を表現することも可能なので、単色印刷でも深みのあるデザインをすることが可能です!
・印版代っていくらかかるの?
印版代の価格は、印刷する内容や使う色の数によって変動しますが、2万円~であることが多いです。
印刷する版のサイズによって印版代が高くなっていきます。また、バーコードのように繊細な印刷が必要な場合も価格が高くなります。
箱の大きさが小さく、印刷面積が小さい場合は2万円台。大きな箱で印刷を全面にしたいという場合は10万円を超えることも。
印版代は1回作ってしまえば、2回目以降の注文は印版代がかかりませんが、ダンボールのサイズを変更した場合は、もう一度印版を作らなければいけないので、注意してください。
ちなみに、デジタル印刷の場合は印版の作成が不要なので、少部数の作成の場合はこちらが良いでしょう。ただし、デジタル印刷は印版を用いた印刷よりも割高になります。
例:宅配80サイズで印刷場所が2か所、印刷面積が小サイズ(60×120mm)印刷色数が1色という場合……
デジタル印刷
100枚注文 1枚あたり 138円
通常印刷
初回印刷版代 22,900円
100枚注文 1枚あたり 65円
・バーコードを印刷する場合、特別料金がかかるの?
版を使った印刷の場合、バーコードの作成代がかかります。
費用の目安は、バーコード(JAN/ITF)3,000円。バーコード(JAN/ITF以外)5,000円。
バーコードのデータをそのまま送っているのにどうして作成代がかかるの?? と思ってしまいますが、これにはきちんとした理由があります。本当に印刷したバーコードを読み取ることができるのか品質チェックが必要だからです。
また、バーコードの部分は特殊な樹脂で版を作成するので、バーコード作成代が必要となります。
デジタル印刷の場合は、バーコード代は要りませんが、読み取りのチェックをしてもらえないので、データを送る前に事前にチェックしてくださいね。
印刷会社に頼む、本格的な印刷方法を紹介してきましたが、「そんなに大量には要らないけど、自分でオリジナルダンボールを作ってみたい!」という方のために、手作りのダンボール印刷の仕方も紹介してみたいと思います。
やり方は簡単。自分で版――ハンコを作ってしまうのです!
自作の版を作れるキットの名前は『箱ロゴすたんぷ!』。太陽光(紫外線)で作る、スタンプ樹脂作成キットです。(箱ロゴすたんぷ!start-kit 5,280円)
まずはパソコンでスタンプ樹脂を作成します。作成できるスタンプサイズは最大でA6サイズ。これほど大きなサイズは、「きれいに押せないから」とはんこ屋さんでも断られてしまったりするのですが、箱ロゴすたんぷの場合は持ち手が湾曲状になっており、印刷ドラムの機械のようにダンボールに、ごろんと押してスタンプするようになっています。この工夫により、箱ロゴすたんぷは、ダンボールの印刷工場のようにきれいに押すことができるのです。
スタンプの作り方
スタンプを作成するためには、まずパソコンでデザインを作ります。このままではハンコにならないので、「白黒反転」と「水平反転」を行います。
この画像をインクジェット透明フィルムに印刷すればOK。
スタンプ樹脂は、フィルムの透明部分を硬化してスタンプの凸部分を作り、フィルムの黒い部分は硬化しないので凹部分になります。
ポイントは、同じネガフィルムを2枚印刷して、重ねること。これにより黒の濃度を濃くすることができますよ!
感光フレームにスタンプ樹脂をセット。5~10分程度、直射日光に当てて感光させます。
長く光にあて過ぎると、硬化させたくない部分も硬化してしまい、きれいに凹部にならないこともあるので注意が必要です。
夕方だと、樹脂が硬化しない場合もあるので、日の当たる日中におこないましょう。
スタンプ樹脂を洗い出します。感光させたあとのスタンプ樹脂を水につけると、光を当てていない部分が白く変色します。これは樹脂が硬化していない部分でスタンプの凹部になります。ブラシで溶け出した樹脂を洗い出し、凹凸をしっかりつけていきましょう。未硬化樹脂をしっかり落としたあとは、乾燥させます。樹脂を長い間水につけておくとふにゃふにゃになってしまうので、洗い出しはなるべくはやく、そして終わった後はドライヤーですぐに乾かすとグッドです。
スタンプの凸部分を完全に硬化させるため、太陽光でもう一度感光させます。
持ち手にセットするし、付属されている「水洗い繰り返し粘着シート」でアクリルに貼付けます。あとはインクを付けて、スタンプするだけです!
オリジナルダンボールなんて敷居が高い! と思われていた方は「あれ? そんなに少部数でもできるの?」とびっくりされたのではないでしょうか。
そう、オリジナルダンボールは実はとっても気軽に作ることができるのです。
小さなお店を営んでいる方をはじめ、フリマアプリで商品の売り買いを楽しんでいる方も、ちょっと背伸びしてダンボール印刷に挑戦してみてはいかがでしょうか。
自分のお店のオリジナルのロゴデザインを考える時間もとっても楽しいと思いますよ!
The post 夢のオリジナルダンボールを作ろう!ダンボールに印刷するメリット・方法まとめ first appeared on ダンボール職人.
]]>ダンボールにオリジナリティを出す、もっとも簡単な方法は『ダンボールの表面に印刷すること』。
「そんな莫大なお金、ないよ……!」
そんな皆さんの声が聞こえてきそうですが、実はダンボールへの印刷は工夫次第でぐっとお安くなるんです。
そこで今回は夢のオリジナルダンボールを作るために、印刷方法や値段についてまとめてみました!
ちまたにあふれているダンボール箱。スーパーの飲料水コーナーに行けば、印刷入りのダンボール箱がずらりと並んでいます。「コカ・コーラ」「アクエリアス」「お~い、お茶」……。すぐに「これこれ」と商品を手にすることができますよね。
ふだんわたしたちは、この状況に慣れてしまって「あ、ダンボールに印刷してある!すごい!」と思ったりしないわけですが、もしこのペットボトルの入っているダンボール箱が全部ただの茶色だったら……と想像してみてください。スーパーの店員さんもわたしたちも大混乱です。このように、印刷入りのダンボールには『中の商品を保証する』という大事な側面を持っています。
それだけではありません。印刷されたダンボールには以下のメリットがあります。
・社名やショップ名をお客さんに覚えてもらう
テレビのコマーシャルに企業が莫大なお金をかけているのは、繰り返しCMを流すことで、お客さまに企業名や商品を覚えてもらうため。わたしもスーパーに行ったとき、「あ、これCMやってたやつだ~」とよく新商品を手に取ります。
社名やロゴをダンボールに印刷すると、このようなCM効果を与えることができます。印刷入りのダンボール箱はインパクトがありますから、お客さまに強く印象を残すことができます。
・イメージが良くなる
印刷付きのダンボールは、特別感があります。なにも書かれていない茶色のダンボールに入った水と、『六甲のおいしい天然水』と印刷されてあるダンボールに入った水。皆さんならどちらを買われますか?美しくパッケージされた商品を手に取りますよね。印刷入りのダンボールは中の商品イメージをぐんとあげてくれるんです。

・信頼してもらえる
とくに、顔が見えないネットショップは信頼してもらえないと利用してもらえません。レスポンスを速くする、すぐに商品を送る、丁寧に梱包する、ということに加え、ダンボールが印刷入りだと、「この会社は安心だ」と思ってもらうことができます。お客さまは「この会社は信頼できるから、次もここで買おう」とそのネットショップをお気に入り登録するでしょう。
『ダンボール印刷』といっても、やり方はひとつではありません。ダンボールに直接インクを噴射するインクジェット印刷、ゴム版を使用するフレキソ印刷、厚紙に印刷してから合紙してダンボールにするオフセット印刷……と、さまざまなやり方があるんです。
もちろん、その方法によってコストも変わります。
以下、それぞれの印刷の特徴やコストをまとめたいと思います。
★まずは覚えよう!『版代』のこと
ダンボールに印刷する従来のやり方は、印刷する際『版』を作るものでした。
印字するため原稿データを作成したあと、アルミ製の板に原稿データを写して、印刷用の版(板)を作るのです。
印刷用の版は、一色につき1版必要になります。そのため、デザインに使用する色が増えれば増えるほど、版を作るお金がかかります。印刷面積分の大きさのゴム版が必要になるので、印刷面積によって、版代が数千円から十万円を超える物までかなりの幅があります。 印刷精度新旧の比較版を作成するときにかかる費用を『版代』といいます。
版のよいところは、一度作ってしまえば、2回目以降同じデザインで印刷を頼んだ場合、版代がかからないこと。少部数の印刷には向いていませんが、大量に印刷する場合は版を作ってしまったほうが安くなるのが特徴です。その昔はこの『版』を作って刷るという方法しかありませんでしたが、現在は版を使わない印刷方法も増えました。
・インクジェット印刷
インクジェット印刷は、デジタルデータを元に、直接プリンターのヘッドからインクを噴射します。そう聞くと、なんだか雑な模様しかできないような感じがしますが、そんなことはありません。とても細かく、インクを霧状に噴射するので、細かい模様もきちんと再現できます。家庭にあるプリンターでも、価格の高いものを使うと写真もキレイに印刷できますよね。あれもインクジェット印刷です。
デジタルデータを元に、直接プリンターに吹き付けるので、版は作りません。少部数印刷したいというときにぴったりです。ラミネート加工などをすることにより、防水性や高級感を高めることができます。
おすすめのロット数 1~500箱程度
・フレキソ印刷
フレキソ印刷は、凸版印刷と呼ばれる印刷方法です。ゴムや樹脂などの弾力のある物質でできた版に液状のインクをつけて印刷します。
詳しく説明すると、まず凸型のハンコの表面にローラー(ユニコーロールと呼ぶ)でインクをつけ、その版をダンボールに押し付けて転写していくという方法です。
昔からある印刷方法ですが、昔の印刷機に比べ、現在の印刷機は解像度がまったく違います。より繊細な表現ができるようになっています。
その昔、フレキソ印刷はゴム版が7㎜ほどあるのが普通だったので、その厚みのせいで繊細な印刷がしにくいと言われていました。現在の最新のフレキソ印刷はゴム版の厚さが半分以下になっているので、より細やかな印刷が可能となっています。
また、フレキソ印刷は水性のインキを使用しているという特徴があります。印刷する工程で、大気を汚すことがないため、環境にも優しいです。
おすすめのロット数 1000~1000
・オフセット印刷
オフセット印刷はフルカラー印刷にぴったりな印刷方法です。4色のインク(CMYK)を使って印刷をほどこす方法で、版を使います。この版は印刷する面積の大きさではなく、印刷するダンボール箱の面積になるので、大きなダンボール箱に印刷する場合は、版代もぐっと高くなります。
「オフセット」と呼ばれる由来は、『版についたインクをゴムローラーなどでオフし、ゴムローラーから印刷する紙にインクをセットすること』 から。オフとセットでオフセット印刷と覚えておいてくださいね!
オフセット印刷の良いところは、その発色の良さ。フルカラーで鮮やかに色合いを表現したいときに向いています。インクジェットプリンターやレーザープリンターよりも繊細に、まるで写真のような美しい印刷ができるのが特徴です。
ちなみに、オフセット印刷で作るダンボールは独特です。オフセット印刷は印刷時に強い圧力をかけて印刷するので、ダンボールに直接印刷するのではなく、一度、厚紙に印刷してから片面ダンボールと印刷した厚紙を合体させる「合紙」という工程をたどるのです。ちなみに、版代の制作コストがかかるので、小部数の印刷には向いていません。逆に大量に印刷する場合はおすすめです。
★気になる価格の話
オフセット印刷は、金額は大体20~30万円かかるのが相場です。1000箱以上作る場合も1000箱以下で作る場合も価格がそれほど変わらないので、たくさん作る場合におすすめです。
その昔、わたしが立派なオタク少女だった頃、フルカラーのオフセット印刷は憧れの的でした。中学生のおこづかいでは大量にグッズを作るお金がなく、泣く泣くあきらめましたが、その美しい印刷にほれぼれしたものです。

・箔押し印刷
箔押しは金や銀などのメタリックなカラーを印刷する方法です。金属で作った凸版を使います。金や銀などの箔はとにかく美しいので目を引きます。ワンポイントいれるとダンボールに一気に高級感が増します!
難点はただひとつ。大きな面積の印刷には向いていないということ。その理由は、印刷する面積によって版代が高額になってしまう、ということもあるのですが、箔押しはグッと圧力をかけるので、印刷面がへこんでしまうからです。ダンボールに箔押しをする場合は、ダンボールの段(スジ)が目立ちやすいので、ワンポイントがやっぱりおすすめです。
おすすめロット:100~1000箱
・シルク印刷
シルク印刷は、シルク版という版を使って単色で印刷します。孔版をスクリーンとしてダンボールに覆い、孔からインクを付けて印刷します。シルクスクリーンとも呼ばれます。
シルク印刷と呼ばれる理由は、最初のころ、『木枠に絹(シルク)を張ったものに裏から型紙を張り、これを印刷面に当てその上からインクを付けて行っていた』ためなのだとか。当時は絹(シルク)を使っていましたが、現在は版素材のほとんどはナイロンやステンレス鋼ができています。
単色でくっきりとインクを載せたいときは、シルク印刷の出番です。白色や淡い色もはっきりとした色で印刷することができます。
おすすめロット:100~1000箱

自分の顔写真入りのダンボール箱を作ってみたい……という要望も、もちろんOKです!びっくりするほどキレイな顔写真入りのダンボール箱を作ってもらえると思います。
身近な人にサプライズで、その人をイメージしたダンボール箱を作ってみるのもおもしろそうですね。
ダンボールに印刷というと、難しそうなイメージがありますが、ダンボール会社の方が親切に教えてくれるので「この面にこのイラストを。この面にはこのイラストがいいです」と希望を出せば、イメージ通りのダンボール箱を作ってもらえます。見積もりだけでも簡単に出してもらえるので、ぜひ見積もりをお願いしてみてください。印刷したい色が何色なのか、部数はいくらなのかを伝えれば最適な印刷方法を教えていただけますよ!
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]]>The post オリジナルダンボールのデザインを自作VSプロに頼む。どっちがいいか調べてみた first appeared on ダンボール職人.
]]>最初に言ってしまうと、オリジナルのダンボール箱を作ることはとても簡単です。
問題はデザイン。オリジナルのダンボール箱を作るにあたり、大量に作る場合は『版』というものを作ります。この『版』は一色につき一個必要なので、多色になればなるほど『版代』がかさみます。一度版を作ってしまえば、何度も使えるのですが、また違うデザインにしたいと思った時は、『版』を作り直さなくてはなりません。
そう、オリジナルのダンボール箱を作るなら、デザインは「これだ!!」というものを決めておかないと後々後悔することになるのです……!
そこで今回は、オリジナルダンボールのデザインの作る方法、またプロに頼んだらいくらかかるのかを調査することにしました。一体、どっちが良いのか徹底的に調べてみます!
『プロのデザイナーに自分のお店のロゴデザインを頼む』ってものすごくハードルが高そうじゃないですか……?
『プロ』というだけでも怖いのに、自分のお店のデザインをお願いして、もし気に入るデザインじゃなかったら……と思うと目の前が暗くなりますよね。
私の場合、美容室で「こんな髪型にしてほしい」という希望すら上手に伝えられないので、自分のお店のイメージをどう伝えたらいいのか悩んでしまいます。
というわけで、まずは自分でオリジナルのロゴを作る方法を調べてみました。
自分でロゴをデザインするときには、以下の手順を踏むと良いことがわかりました。
これができなくてはなにも始まらない!というのがコンセプト作り。
コンセプトというのは「そのブランドに対して、どのようなイメージを持ってもらいたいのか」を決めることです。自分のブランドについての軸をここで決めます。どんなイメージを持ってもらいたいのか、まずはノートに書きだしてみましょう。
例えば、ハンドメイドのアクセサリーショップなら……
ブランドのコンセプトは『一点物のアクセサリーが手に入るお店』
・かわいい
・親しみやすい
・宝石がキラキラしてる
・アクセサリーショップだとすぐにわかるロゴ
・ちいさなパールを使って楚々としたイメージを与えたい
このようなイメージから、片耳のイヤリングをロゴにしたいなと思いました。形はシンプルでパールがついているイヤリング。私のお店を利用する女性に、「ここならステキな買い物ができそう」と思ってもらえるようなロゴにしたいです。
このロゴがつくことで、お店のブランドが向上し、ダンボール箱も「捨てずにとっておきたいなあ」と思われるのが目標です。

コンセプトが決まったので、ラフを書いてみることにしました。
手元にあるイヤリングを見ながら、ラフを描いていきます。
ノートに描いたラフをパソコンのイラストソフトに取り込みます。
スキャナーが家にない場合は、スマホで画像の写真を撮って取り込む方法でも問題ないと思います!
イラストソフトに画像を取り込んだら、その下絵をなぞっていきます。そのとおりに書かずに、ちょっとずつ形を変えてみてもよいかもしれません。思わぬアイディアが浮かんできそうです。
次にちょっとずつデザインを変えて、いろいろなパターンを作ってみます。
白黒を反転させたり、ちょっと傾けるだけで、がらりと印象が変わりそう。
左右対称なのをちょっとだけ非対称にしたり、線の太さを変えたり、いろいろなバリエーションを出してみましょう。
最後にフォントを入れることになると思うのですが、ここでひとつ重大なポイントがあります。
それは『既存のフォントを使うと、商標登録できない』ということ。
商標というのは、商品をほかのものと区別するトレードマークのことです。商標権があれば、日本で独占的に使用できる権利をもらうことができます。
せっかくオリジナルロゴを作ったのに、商標登録ができなければ、誰かに勝手にロゴを使われてしまっても文句は言えないのです……。そんなのいやですよね!
そのため、できればオリジナルデザインに使うフォントはオリジナルのものを用意しましょう。
商標登録はお金もかかるので、ちょっと躊躇しちゃいますが、自分のブランドのロゴを勝手に使われたときのことを考えたら……。後悔しないように行動したいですね!
実際に使いやすい!と評判なのはillustrator。「イラレ」とも略され、プロのデザイナーや企業が愛用していることで世界的に有名なソフトです。
Illustratorは、イラストを書くことはもちろんのこと、文字の装飾やデザインなどをすることができます。
具体的にはこんなことが得意です。
・illustratorでできること
長方形や楕円形ツールなどを使えば、曲線や直線など、頭に浮かんだ図形を簡単に描くことができます。感覚的に書けることはもちろんですが、数値を入力することでより正確に形状を描くこともできます。
illustratorで描いた形は自由に変形できるほか、拡大・縮小、回転や反転、合成、くり抜き、色付けなどによって自分でも想像していなかったイメージを得ることができます。

オブジェクトは、整列ツールを使えば、均等に配置したり、同じ直線状に配置するなど、自由に配置させることができます。
Illustratorのソフトで作ったテキストは書体を変えたり、行間や行揃えが可能です。
色を変えたり、影をつけたり、3D風にしたり……と、デザインの幅がぐっと広がります。
illustratorはペンツールを使えば、ノートに鉛筆で書くようにイラストを描くことができます。
Illustratorは、□や○などの形をシェイプ形成ツールで作ることができるので、それを使えば簡単なイラストから複雑なものまでマウスだけで作ることが可能です。例えば、あの有名なドラえもんの絵も、シェイプ形成ツールだけで作ることが可能なんですよ!
・illustratorの最大の特徴とは
Illustratorの最大の特徴にして、一番のメリットでもあり、デメリットでもあること……それは、illustratorで描いたイラストや文字は『ベクターデータ』で作成されるということです。
ベクターデータとは、どんなに拡大しても縮小しても画像が劣化することがないベクターデータで作成されます。ベクターデータで作られた画像を一言で言うと、『どれだけ拡大縮小しても画質が荒くならない』ということ。小さな点の集合体でにじみやボケを表すラスターデータは拡大すればするほどひとつひとつの点が目立ち、劣化して見えますが、ベクターデータはそれがありません。しかし、逆に言えば、にじみやボケによって写真のような複雑な色合いを出すことは苦手なんです。
そのため、illustratorはロゴ作成に向いていますが、写真の加工や編集に向いているのはPhotoshopのようなソフトになります。

次はいよいよ『プロのデザイナーに相談する』方法です。
『プロのデザイナーにお願いする』というと、ものすごく敷居が高いように感じますが、現在は『プロ』と『頼みたい人』を簡単に結んでくれるクラウドソージングのサービスが充実しているので、このサービスを使えば、簡単にプロの方と出会うことができます。
・クラウドソージングとは
クラウドソーシングという働き方がはじまったのは2005年のこと。クラウドは「crowd」=「群衆」と「sourcing」=「業務委託」を合わせた造語が「crowd sourcing」というわけです。
特定の業者に外注して、業務を行ってもらうことを『アウトソーシング』と呼びます。クラウドソーシングは、不特定多数の外部の人々に業務を発注する、という意味なのです。
ざっくりと言うと、クラウドソーシングとは、『仕事を頼みたい人』と『仕事を請け負う人』をウェブ上でマッチングするサービスのこと。
ロゴデザインの話に戻すと、クラウドソーシングサービスを使って業務をお願いした場合、プロのデザイナーさんとスカイプやメールを使って、オンライン上で打ち合わせをします。
そして、納期や仕事内容の確認が終わったら、プロのデザイナーさんが納期までに仕事をこなしてくれます。
有名なクラウドソージングのサイトは以下のようなところです。
・ランサーズ

・クラウドワークス

・ココナラ

ランサーズとクラウドワークスは企業向け。ココナラは一般の人でも使いやすい雰囲気になっています。
ランサーズとクラウドワークスでお仕事を依頼する場合、発注側である私たちが『ロゴデザインを募集しています』というページを作る必要があります。そして、「5000円で募集します」といったようにこちらで金額も決めます。そして応募者の中から任せたい人を選ぶ……という感じです。対してココナラは、受注者が金額を決めて「○○円でロゴデザインを作ります!」というように発注者を募集します。
両者のメリット・デメリットを以下、まとめてみました。
ランサーズ&クラウドワークス……
メリット:自分が発注したい金額で募集することができる。応募してきたデザイナーのサンプルを見ながら、「この人に任せたい」という人を選ぶことができる。また、コンペ(課題を出して複数の設計者に競わせること)を行うこともできるので、できあがったデザインの中からもっともよいと思ったものだけにお金を支払うことができる。イメージ通りのデザインを得ることができる可能性が高い。
デメリット:自分で発注ページを作らなくてはいけないので、事前にどんなロゴデザインにしたいのかイメージを具体的に書く必要がある。また、発注する際の金額が低すぎると応募しても応募者がゼロという場合も……。高額で依頼する場合、多くの応募者の中から選べるが、逆に低い料金でお願いする場合は不利。
ココナラ……
メリット:受注者が「○○円でロゴデザインを作ります」と明記しているので、頼みやすい。受注者が仕事をする条件(例えば、『3回まで直しOK』というものなど)を出しているので、それに納得できれば、簡単にお願いすることができる。
デメリット:最初にできあがったロゴを見てからお金を払うわけではないので、納得できないものになる可能性もある。
実際にランサーズやクラウドワークスで募集されていたロゴデザインの相場とココナラで募集されていたロゴデザインの相場を調べてみました。
ランサーズ&クラウドワークス……ロゴデザインのコンペの場合(2万円~20万円)
プロジェクトの場合(3万円前後)
コンペの場合、2万円くらいで募集すると60件前後。5万円を超える案件には100件前後のデザインが集まっていました。コンペの料金がすごく高くて、プロジェクトはすごく安いのかな?と思っていましたが、そんなに価格差はないようです。プロジェクトの場合、最終的にお願いする人が限られているので、実績がないデザイナーさんたちは採用実績を作るためにも多数のコンペに作品を応募しているようです。
ココナラ……ロゴデザイン(2万円~15万円)
ココナラの場合、デザイナーとして実績がある方は高額で設定されていました。15万円の方は、有名ブランドやアーティストの提供実績もあり、海外のデザイン賞で何度も受賞されている方でした。プロフィール画面でデザイナーさんが以前作ったサンプルを見ることもできるので、「この人にお願いしたい!」という方に頼めるのが魅力です。
自作で納得のできるロゴデザインを考えるのも楽しいですし、プロにお願いして一生もののロゴデザインを考えてもらうのも夢が広がりそうです。うーん、甲乙つけがたい!!
皆さんのオリジナルダンボール箱がステキなものになるように、応援しております!
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